ずっと見続けてしまう工夫が盛りだくさんのYouTube!子どもをYouTubeづけにしないために、親ができることとは?

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テレビとYouTubeの違い

みなさんは、テレビやYouTubeを見ますか。

昔は「テレビばっかり見てはダメよ!」と言われていましたが、今ではそれがYouTubeに置き換わっているような感じがします。

テレビは放送局が決まっていて、自分の興味のある番組の時間帯もあれば、どの局もあまり好きではない・・・という時間帯もありますよね。

それに比べて、YouTubeは、関連動画として似たような内容のものが自動的に選ばれて、どんどん流れていきます。

大人は時間を見ながら、「何時まではYouTube見よう」など、時間の管理ができますが、子どもはなかなか難しいのが現実です。

子どもは、興味・感心のあることになると、かなり集中する力を持っています。

興味のあることに集中できる「自由な時間」があるからです。

「自由な時間があって、興味を持っている動画がどんどん流れる」状態で、自分の力で「ここまでで止めておこう」なんて考えるのは難しいですよね。

視聴者は「受けとるだけ」で興味を刺激され、いつまでも見続けることができてしまうのです。

YouTubeは効果音が多い!!

また、YouTubeは、楽しそうに見えるように、効果音がかなりつけられています。

一度、目を閉じて動画を見てみてください。

出演者の話し声以外の音が、かなり多いことにビックリしませんか。

音の効果は大きいです。

真っ暗な部屋で、座っているだけの映像があったとします。

オルゴールの音楽が流れていたら、「うたた寝でもしているのかな?」と感じます。

けれど、ホラーな音楽が流れていると、「閉じ込められたのかな・・・」など、不安な想像をしてしまいます。

音は、心を動かします。

無音だとずっと見ていられない映像も、音に刺激されて見続けることになるのです。

過激な発言を真似て、子ども同士のトラブルになる例も・・・

また、テレビでいう「テレビ欄」の部分にあたる、YouTubeのサムネイルは、過激な言葉で興味をひこうとするものもあります。

出演者によっては、過激な発言で煽るようにして、興味をひく人もいます。

テレビとは違い、YouTubeは、チェックなどが入っていない状態で、誰もが見ることのできるようにアップすることができてしまいます。

子どもは過激な発言を真似したがる傾向があります。

そういった動画を見て真似た、子ども同士のケンカも、学校でよくありました。

YouTubeには、人がずっと見たいと思う工夫がたくさんあります。

だから、子どもは限りなく見続けてしまうし、出演者が楽しそうにしていることは、自分もしてみたいと考えます。

子どもにとって、強い刺激が次々に波のように押し寄せている状態だと言えます。

テレビやYouTubeは見せない方がいいの?

では、「親はテレビやYouTubeを子どもに見せない方がいいのか。」と言われると、私はそうは思いません。

私は、テレビやYouTubeを見るときは、子どもと一緒に見るようにしています。

少しでも「この人の言葉遣いは好きじゃない」「子どもにとっては、テンポが速い」「音の効果が多すぎる」など、気になるところがあったら、別の人のチャンネルに変えられるからです。

また、見せっぱなしにせずに、子どもと内容について話すようにもしています。

そうして話すことで、長男は自分でYouTubeチャンネルの良し悪しを判断する力がつきました。

少しでも「これは良くない」と思ったら、自分で違う動画に変えます。

情報社会で生きていく上で、情報の取捨選択をする力は必須です。

小さい頃からの、親子の関わり方でも身につく力なので、ぜひ、子どもと一緒に話をしてみてくださいね!

テレビやYouTubeだけにしない!
絵本や遊びで能動的な(自分から考える)時間を!!

自由な時間を「YouTubeから受けとるだけ」で終わらさず、「自分で考えて遊ぶ」ことにも使えるように、テレビを消す時間も作るといいですよ。

テレビを消して、何をするか。

私はやはり、絵本をオススメします。

絵本も「受けとるだけ」のように感じますが、そこには『実際の繋がり』があります。

お母さんの声で読む。

お父さんの膝の上で聞く。

ページを一緒にめくる。

もっと読んで欲しかったら「これも読んで!」と言う。など。

一方通行でない、親子の関わりがあります。

絵本を読むだけで終わらず、そこから遊びに繋げれば、さらに、ふれあいは増えます。

「自由な時間」を、自ら動いて楽しむ、能動的な時間にすることができるよう、テレビやYouTubeを消して無音の時間を作ってみてください。

そうすると、子どもは自分から楽しいことを探しに行くのではないでしょうか。

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