「親」という役割で、疲れてしまっていませんか?
いつもは子どもの成長に繋がる絵本を紹介したり、悩みを解決するための考え方について記事にしたりしていますが、今回は「親」という役割について書いてみようと思います。
私が「親」になってから、そろそろ8年です。
教育者として子どもに関わってきたこともあり、子育てに対しての不安は特にありませんでした。
主人も、保育士・幼稚園・小学校の教員免許を持っているので、何とかなるだろうと思っていました。
けれど、夫婦二人の時と、子どもが生まれてからは、やっぱり生活ががらっと変わりました。
ホルモンバランスが崩れ、情緒不安定に!
長男が生まれ、まずびっくりしたのは、「自分の情緒の不安定さ」でした。
産後の急激なホルモンバランスの変化と、夜中の授乳での寝不足で、完全にメンタルがやられました。
人に甘えるのが下手な私は、ガマンしてガマンして、突然大泣きするというパターンに陥りがちで、主人に何度も「そうなる前に休憩して」と言われました。
次男が生まれてからは、入院や手術、感染症の流行などで、引きこもり生活をせざるを得なくなりました。(育休中だったため)
子どもも感染症対策で休園になり、「親」として振る舞う時間が長くなり、自分の事は後回しになっていました。
子どもが生まれるまでは、「子育てしてたら髪を乾かす時間もないよ」と聞いて「まさか~!」と思っていましたが、本当でした。
髪は常にショートカット、タオルドライの半乾き。
子どもに服を着せて、ドライヤーをかけにいく頃には、もう髪も乾いてる。そんな感じでした。
「親」は、「子どもを優先するもの」みたいな考えが当たり前だと思っていたから、自分で自分を追い込んでいたという面もあります。
最近は、子どもに「これはきみがやってね!」と任せたり、「今はこれをしたいから、きみたちはこれをしててね!」と言ったり、自分一人で背負い込むのをやめました。
そうすると、子どもも自分で出来ることが増えて、何だかメリットがたくさんあったように思います。
「私、体調悪い日、多くない? 肩こりからの頭痛が、つらい。」
生活に少し余裕が出てくると、自分の体調が気になるようになってきました。
在宅で仕事をするようになって、こどもの送り迎えと近所の公園へ散歩(徒歩1分)くらいしか外に出ることがなくなって、完全に運動不足になりました。
肩こりがひどくて、頭痛まで感じることがあるのです。
救世主!リングフィットアドベンチャーで、肩こり改善!
そこで、子どもと一緒にNintendo Switchのリングフィットアドベンチャーをすることにしました。
30分を何とか捻出して、毎日取り組んでいます。
以前は、子ども達が寝てから、こっそりやっていたのですが、家事に追われてできなくなっていました。
どうしてもやりたい時には、睡眠時間を削っていたので、結局それでまた調子を崩すという悪循環に陥っていました。
しかし、子どもが起きている時間にするとなると、子どもの前でゲームをすることになります。
子どもには時間制限をかけているのに、その子どもの前で、親が楽しそうにゲームをしていいのだろうか?という葛藤もありました。
「私が元気じゃないと、子ども達にも影響がでるし!」と、自分を納得させて、「せっかくだから子ども達と楽しい時間にしよう!」と切り替えました。
『リングコンは私が持って、子どもたちは真似するだけでも、一緒にすると言ってくれるかな?』と考えていた私をよそに、二人とも「やるやる!」と、今では毎日、楽しみにしているようです。
(「偽リングコン!」と言いながら、布団を干す時に使う布団ばさみをリングコン代わりに使って、フィットネスしています。笑)
子どもに合わせてばかりで、イライラしていた自分とさようなら!
こうなってみて、「親」としての役割をこなすのでいっぱいいっぱいになり、イライラしながら生活するよりも、子どもと一緒に楽しんで、笑顔で健康に気をつけて長生きしたいなぁ・・・と、感じています。
子どものやりたい遊びばかりじゃなくてもいいじゃない!
私がやりたいことに付き合わせてもいいじゃない!
そう考えられるようになり、「親はこうあるべき」という不調の元を取り除けたように思います。
みなさんも、自分の趣味ややりたいことを、子どもと一緒に楽しんでみてください。
そんな時間も大切です!
子どもも自分も「楽しい!」と思える時間を積み重ねて、笑顔で、健康に、これからも過ごしていきたいと思います。
がんばりやさんな、みなさんが、自分のことも大切にできますように!