丁寧に話が進んでいくから、楽しんでいるうちに時計が読めるようになる!子どものうちに時間感覚を身につければ、信頼される大人に!

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『とけいのほん①』

まつい のりこ 作
福音館書店

時計の読み方が身につく絵本!

今回は、時計が読めるようになる、オススメの絵本を紹介します!

紹介するのは『とけいのほん』です。

2冊のシリーズで、『とけいのほん①』では、小学校1年生の1学期に学習する、何時と何時半を覚えられます。

長い針ののっぽと短い針のちびが、一緒にお出かけをするお話で、途中で出会ったどんぐりや、ひかりのぼうやに時間を教えてあげるストーリーになっています。

主人公の、のっぽとちびが、時間の読み方のコツを丁寧に教えてくれるので、楽しみながら自然と時計を読むことができるようになりますよ!

次男へ読み聞かせ。
楽しんでいるうちに、〇時・〇時半が読めるように。

3歳の息子に読み聞かせをしているうちに、何時、何時半の時刻が読めるようになりました!

「何時」のときは、短い針がぴったり数字を指しているので、比較的わかりやすいですよね。

けれど、例えば1時半だと、短い針が1と2の間にあるので、どちらを読めばいいのか難しいうえに、6を指している長い針にも目がいってしまって難しいようでした。

「6時?」
「2時半?」
「6時半?」
と、混ざってしまってごちゃごちゃになってしまいました。

「3歳で時計は早かったかなー」と思っていたのですが、

絵本の「ちびは1じをすぎてしまったね。でもまだ2じには いってないよ。こんなときはまず 1じ っていうんだよ」というのを聞くと、「1と2の間だったら、小さい方(1)の数字を読めばいいんだ!」と気づきました。

そこからはあっという間に、何時半を読めるようになりました。

『とけいのほん①』では、何時と何時半だけですが、『とけいのほん②』と続いていきます。

とても丁寧に、少しずつ理解していけるようにお話が進んでいくので、初めての時計の勉強にぴったりです。

小さいうちから時間感覚が身についていると、
大人になった時に信頼される人になる!

時計が読めるようになると、「時間」という概念ができます。

時間がわかるようになると、何時にこれをするという予定が理解しやすくなります。

時間を守るということは、子どもが大人になり、社会人として働く時にも、友人やパートナーと約束をする時にも、必ず必要となります。

時間を守ることができる人は、まわりの人から信頼されます。

逆に、時間を守ることができない人は

「またどうせ遅れて来るだろう」
「計画的に動く事ができない人だなぁ」

と、信頼されにくく、人間関係にも仕事にも影響が出ます。

小さい頃からの時計を見る習慣づけが、大人になった時のコミュニケーションにも影響を与えるのです。

小学校では、時計を見て行動する練習をする!

実際、小学校の校外学習や修学旅行では、班に1つ時計を渡し、時間を見ながら行動する練習をする場合があります。

時計を見ずに行動していると、集合時刻に遅刻してしまうなど、学年全体に迷惑をかけることになります。

普段、楽しい事をしている時ほど、時計を見ない子どもたち。

楽しみながらも、時計を見て、予定通りに行動することは難しいのです。

けれど、そういった体験を繰り返す事で、普段の生活でも時計を見て予定通り行動する習慣がついていきます。

また、普段からノーチャイム制度を取り入れている学校もあります。

子ども達はチャイムを聞いて行動するのではなく、自分たちで時計を見て行動する必要があり、時間を意識する習慣が身につきます。

子どものうちに、時間を守る習慣が身に付けられるように、時間を意識した言葉かけをしていくと良いですよ!

そのためにも、絵本で楽しく「時計を読めるように」してあげましょう!

絵本を通して、子どもと学ぼう!