大人にとっては、がらくた? いやいや、子どもにとっては宝物!『大好き』が詰まった宝箱を作ろう!!

子どもと遊ぼう/絵本だな/////////////
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『てのひらいっぱいあったらいいな』

神泉薫 文  網中いづる 絵
福音館書店

大好きなものを集める楽しさを感じて

「てのひらいっぱいあったらいいな」
の言葉の後に、子どもが大好きなものが描かれています。
小石やどんぐりなど、子どもって、どうしてあんなにたくさんのものを拾って集めて、両手いっぱいに乗せるのが好きなのでしょうね😅

「見てみて~こんなに拾ったよー!」
って、いろんなものを見せに来ませんか?

この絵本は絵も素晴らしいです。

子どもを膝に乗せた状態で、読み手の大人が絵本の両端を持つと、たくさんの宝物をのせた「てのひら」が子どもの目の前にくるようになっています。
まるで子ども自身の手に、たくさんの宝物がのっているみたい。

宝物を探しに行こう!

絵本を読み終わったら、宝物探しに出発しましょう。

庭に咲いているお花
一生懸命集めた、おもしろ消しゴム
キレイな石
大好きなミニカー
セミの脱け殻
キラキラ光るプラスチックのビーズ

その子だけの宝物を、てのひらいっぱい見つけに行きます。

また、今は少ししか無いものでも、「てのひらいっぱいあったらいいね~」と言いながらたくさん増えるのを想像します。
集める喜びを感じることができますよ。

『宝箱』を工作してみよう!

見つけた宝物は、空き箱の『宝箱』に入れてあげましょう!
子どもの頃の宝物は、大人には大したものではないかもしれませんが・・・実は感性の塊!

大人になったら忘れてしまう、自然の色の美しさや、集める喜びが詰まった、その子だけの宝箱が完成します。

お菓子の空き箱に飾り付けしていくと、自分だけの宝箱ができます。
拾ってきたものを、ボンドでくっつけたり
気に入った包装紙を、はり付けたり
キャラクターのシールをはったり
自分だけの宝箱に、お気に入りの宝物をたくさん詰め込んで、完成です!!

宝箱自体を飾り付けすることで、もっと、中の宝物が大事に感じられるかもしれませんね🍀

絵本を読むだけでなく
芸術的なものの見方を身に付けたり
飾り付けでハサミやボンドを使う技術も身に付けられたりします。

絵本を読むだけで終わるのはもったいない☆
子どもと一緒に、外に出かけましょう。
そして、宝物を『てのひらいっぱい』見つけましょう!
オススメです。

絵本を通して子どもと遊ぼう!