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  3. 『回文』言葉あそびで語彙力アップ!!楽しく読んで、自分でも考えて、学習の基本となる言葉の力を身につけよう!!

『どうぶつ どっちからよんでも たぶんぶた』

本村亜美 文
高畠純 絵
絵本館

言葉あそびを、楽しもう!!

子どもは、言葉あそびが好きですよね。

言葉あそびとは、言葉の音の響きやリズムを楽しむ遊びです

しりとりや早口言葉、語呂合わせやアナグラムも言葉あそびです。

今回は、そんな言葉あそびの『回文(上から読んでも下から読んでも同じ文章)』が楽しい一冊を紹介します。

今回、紹介するのは『どうぶつ どっちからよんでも たぶんぶた』です。

た・ぶ・ん・ぶ・た
どっちからよんでも
た・ぶ・ん・ぶ・た

こ・ね・こ🐈️
こ・ぺ・ん・ぎ・ん ぺ・こ🐧

どっちからよんでも同じになる文章と、それに合わせた面白いイラストで、我が家の子どもたちもお気に入りの一冊です。

楽しんでいるうちに国語の力がつく!!

こういった言葉あそびは、子どもたちにとって「楽しい!」と感じて親しんでいるうちに、自然と語彙力や表現力が身に付くのが魅力です。

この絵本は、どうぶつの出てくる回文ばかりが集められています。

我が子に、この絵本を何度も読むと、回文とはどんなものなのかがわかったようで

『トマト』も、どっちからよんでも『トマト』だね!

と、身の回りの回文を探し始めました。

『イカとカイ』も!

『コタツ タコ🐙』

色々な回文を作ることで、柔軟な思考力も身に付きます。

さらに、言葉の学習で一番大切な「言葉から場面を想像する力」もつきます。

言葉の力は全ての学習の基本!!

「子どもと言葉あそびをしたことがない」という人は、ぜひ読んであげてください!

小さい頃から言葉あそびを楽しんでいる子どもは、言葉で表現する幅が広がり、読み取る力や考える力、想像力が身に付きます。

遊びで身についた力が、ゆくゆくは、人とコミュニケーションをとる力や、文章から場面を想像する力などに繋がっていきます。

全ての学習の基本となるものが「言葉から想像し、理解すること」です。

語彙を増やし、言葉や文章から読み取ることができると、学習は楽しくなります。

小さい頃から「言葉を楽しむ」習慣を身に付け、国語の力を伸ばしてあげましょう!

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!