『しあわせなクレヨン』
クレヨンの色、はやくなくなるのは、何色ですか?
みなさんの家には、クレヨンはありますか。
赤ちゃんが少し大きくなってくると、お絵かきのためにクレヨンを購入する家庭も多いのではないでしょうか。
我が家にもクレヨンが2セットあります。
一つは長男が2歳くらいの頃に購入したもので、長男が使わなくなっても次男が使うようになり、長年、我が家の子どもたちを楽しませてくれています。
もう一つは、私がインスタグラムやツイッターへ投稿している、『今日のふくろうちゃん』を描くときに使っているものです。↓
どちらも大切に、長く使っているので、よく使う色はどんどん短くなってしまっています。
NHK『おかあさんといっしょ』の『どんないろがすき』でも出てくる「いちばんさきになくなるよ。◯◯色のクレヨン」は、誰のクレヨンでも起こる、あるあるですね!
我が家の子どもたちの用のクレヨンは、赤と青が短くなっています。
私のクーピーは、灰色(ふくろうちゃんの体の色)とオレンジの減りが速いです。
逆に、どちらも白だけは、ほとんど使われずに残っています。
短くなったクレヨンたち。
でも一色だけ、全然使われていない色があります。
今回、紹介するのは『しあわせなクレヨン』です。
新品のクレヨンたち。
ルーカスという男の子のものになりました。
ルーカスはいろんな色で絵を描きます。
どんどんと短くなるクレヨンですが、白だけは一度も使われたことがありません。
新しいクレヨンをねだるルーカス。
短くなったクレヨンたちは、フリーマーケットで売られることになりました。
フリーマーケットで、なかなか売れず、捨てられてしまうかもしれないというときに、女の子が買ってくれました。
その女の子が描いた絵は・・・
油性のクレヨンと水性の絵の具で、暗号ゲームをして遊ぼう!
油性のクレヨンは上に水性の絵の具を塗ると、はじいて、その部分にだけ絵の具の色がつかなくなります。
その性質を利用して、暗号ゲームをして遊んでみるのはいかがでしょうか!
①白い画用紙に、白いクレヨンで伝えたいメッセージや絵を描きます。
②それを、部屋のどこかに隠します。
③隠した場所のヒントになる地図などを、また白いクレヨンで別の白い画用紙に描きます。
④水性絵の具を用意したら、暗号ゲームスタートです!
⑤真っ白な紙の上を、子どもに好きな色の絵の具でぬってもらいましょう!
⑥クレヨンで描いたものが浮かび上がってきます!
秘密の暗号みたいで、子どもたちもワクワクしながら宝さがしをし始めますよ!
見つけられたら今度は、子どもたちにメッセージや絵を描いてもらって、逆に、親が探すのも楽しいですよ!
昔からの遊び。「あぶり出し」でも遊んでみよう!
これと同じように「暗号ゲーム」ができるものに、「みかんの果汁で描いて、炙り出しをする方法」もあります。
昔からよく遊ばれている「暗号ゲーム」ですね。
(ガスコンロではなくIHコンロの家庭や、ライターが常備されていない家庭は少し難しいかもしれません。)
何も描かれていなかった(描かれていないと思っていた)用紙から、文字や絵が出てくるのは、びっくりですよね。
・火事にならないように、炙るための火と用紙の距離に気をつけて遊んでください。
・また、万が一、用紙が燃えてしまった時のために、水をはったボウルなどを用意しておいて、燃えた紙をそこに捨てて消化できるようにしておいてください。
・遊ぶときは大人の監督のもと、安全に十分に気をつけて遊んでください。
・小さい子どもの場合は、大人がかわりにやってあげてくださいね。
冬休み、家族みんなで、簡単な「リアル謎解きゲーム」みたいにして遊ぶのも楽しそうですね!
長いようで短いお正月。
暗号ゲームをした後には、『しあわせなクレヨン』の絵本を読んでみてください。
女の子の描いた素敵な絵を、子どもと一緒に見てみて欲しい。そんな一冊です。
絵本を通して、子どもと遊ぼう!