『せつぶんだ まめまきだ』
節分絵本!第2弾!!
もうすぐ節分ですね!
鬼の出てくる絵本紹介、第2弾!
紹介します☆
今回、紹介するのは『せつぶんだ まめまきだ』です。
行事の由来絵本というシリーズで、節分に豆まきをする理由などが書かれています。
昔、おとう と おかあ と 4人の子どもたちが、囲炉裏のある家で暮らしていました。
ある朝、家中が煙でいっぱいになり「けむいよー。くさいよー。」と子どもたちが起きてきました。
両親が囲炉裏で、いわしを焼いていたのです。
明日から「春」になるという前の日。
家に住み着く鬼を追い出し、そして、家族の健康や豊作を祈願する様子が描かれています。
いわしを焼く理由は?
いわしの頭とヒイラギを戸口に飾る理由は?
いった豆をまく理由は?
節分に関する由来を、物語を通して知ることができる絵本です。
昔から、節分と言えば「いわし」
昔は、囲炉裏でいわしを焼いた時に出るにおいと煙で、鬼を追い出そうとしていたそうです。
なので、今でも節分には、いわしを食べる風習が残っていますね。
みなさんの家では、節分にいわし料理を食べますか?
最近では、焼いたいわしだけでなく、いわしフライや、いわしをつくねやナゲットにしたりと、色々食べやすく工夫したレシピも紹介されています。
我が家は、いわしのつくねの味噌汁や、蒲焼きなどにしたりもしました。
簡単に調理できたり、もうできあがっているものなども売られているので、活用しながら、季節の行事を楽しんでいます。
変化しながら受け継がれる行事
節分といえば、豆まきと恵方巻きというイメージですが、節分の日に恵方巻きを日本全国で食べるようになったのは、30~40年ほど前で、それまでは局地的なものだったそうです。
今では、大量廃棄で問題になっている恵方巻きは、昔からの伝統というわけではないのですね。
そんな恵方巻も、今では恵方ロールケーキというケーキまで売られています!
豆まきの様子も変わってきていて、昔は一袋に大量の炒り豆が入っているものが売られていましたが、今は個包装に10~20粒の豆が入ったものや、落花生、豆を打ち出す大砲なんかも売られています。
我が家でも個包装のものを購入しています。
個包装のまま「福は内」をして、豆まきが終わったら回収し、そこから年の数+1個を食べています。
無駄に捨てる分が無いうえ、個包装なので使わなかった分は、別の日におやつにしたりすることができるので便利です。
鬼役の衣装や、的が書いてあるTシャツなどもあるそうですよ!
鬼もびっくり仰天しそうですが、形を少しずつ変えても、伝統は受け継がれていくのだなぁと思うと、そんな変化も楽しいですよね!
『社会科』に繋がる着眼点!
「せつぶんだ まめまきだ」の絵本を読んで、昔と今の生活の違いを探してみるのもよいですね!
『社会科』の「時代の変化について考える力」を身につけるきっかけになると思います!
なぜ、変化しているのか、なぜ変わらないところがあるのかなど、子どもと一緒に話しながら、ぜひ、絵本と行事を楽しんでみてくださいね!
小さい子どもに豆を与えると、誤飲や窒息の恐れがあります。
豆まきの時は、目を離さず、撒いた豆はすぐに回収するようにしてくださいね!
節分ボーロ(卵ボーロ)も売っているので、代用することもできますよ!
絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!
鬼の出てくる絵本はこちら↓
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