前回、前々回で、年長クラスのうちに、ひらがなや計算ができた方がいいのかということについて紹介しました。↓
生活全般に関係する、小学校入学前に練習・準備しておいた方が良いこと
今回は、小学校生活の充実度に直結する、「生活全般に関係する、クリアしておいた方が良いこと」について紹介します!
着替えの練習は必須!
まずは、着替えです。
小学校では体育の時間に、体操服に着替えをします。
1年生の初めは、少し余裕をもって着替えの時間を取ります。
しかし、5月の連休明けくらいから、休み時間の間(5~10分ほど)で着替えて、服を片付けることが必要になります。
ポロシャツなどの制服がある場合、小さなボタンのつけ外しも自分でしないといけません。
脱いだ服をそのまま放置して、友達の服と混ざったりしないように、たたんで片付ける練習もしておくと良いですよ!
「ゆっくりだと一人で着替えられる」という子も多いと思いますが、ささっと着替えられるように、練習を重ねておくことをオススメします。
給食について!
次に給食です。
「うちの子、食べる量が少なくて心配・・・。」という人もいるかもしれませんが、少食でも心配しなくて大丈夫です。
子どもが、自分の食べられる量に減らすことができます。
なので、子どもが自分自身の食べられる適量を知っておくと、良いですよ。
食べきれないものや、苦手なものがあるときは、自分で先生に言うことができる方が、先生も対応しやすいです。
「多いので減らしてください」「苦手なので減らしてください」など、自分で言う練習をしておくといいですよ。
苦手な食べ物は「一口は食べようね」と言われることもありますが、無理やり食べさせられたりはしません。
また、給食当番があるので、たまじゃくしでお汁をお椀に入れたり、配膳(お汁などの椀をお盆にのせて運ぶ)練習もしておくと安心です。
アレルギーの対応もあるので、給食で気になる事がある人は、就学前検診の時などに、事前に相談してくださいね!
そして、トイレの練習!
最後に、トイレについてです。
最近はずいぶん減ってきていますが、学校によっては和式トイレで、使えないと困る事があります。
就学前検診のときに、親も小学校へ行きます。
その時にトイレを借りてチェックしてみてくださいね!
そして、もしも和式トイレの場合は、練習しましょう。
最近、公共トイレでも、洋式だけの場所が増えているので、練習といってもなかなか困るかもしれませんが、学校で用を足せないと、体調不良の原因になったりお漏らしをしてしまうなど、良いことがありません。
トイレは学校生活全体に関わる事なので、自分でできるようにしておいてあげましょう!
学校のトイレに行くのが怖い、恥ずかしいなど、心理面でトイレに不安がある場合は、先生に伝えたり、友達に相談してみるように言うなど、できる範囲でフォローしておいてあげると良いと思います。
子どもがクリアしておいた方が良いこと(国語編・算数編・生活全般編)を3回に分けて紹介してきました。
次回は、小学生の親にお願いしたい、3つのことを紹介します!
ぜひ、読んでみてください!