『さんかくで いえをつくろう』
大型工作は体全体を使って遊べる!
以前、大型工作の効果について、記事を書きました。↓
子どもにとって、大型工作は、創造性だけでなく、立体感覚を身に付けられます。
また、体を大きく使うので、しゃがんだり立ったりして、体幹を鍛えることにも繋がります。
新聞紙で家づくり!
今回紹介する絵本は『さんかくでいえをつくろう』です。
新聞紙を巻いて棒にしたものを、いくつも組み合わせて家を作ります。
3本の棒で作った三角形を基本に、9本の棒でできる三角錐の家を作ったり、そこから更に大きくしてピラミッド型やサーカステント型など、いろんな家ができます!
新聞紙があれば簡単に遊べる、大型工作の科学絵本です。
今の時代、新聞を定期購読している家庭は少ないかもしれませんね。
我が家は、地域の情報誌や、生協(生活協同組合)のカタログの紙などを代用しています。
少し小さかったり、薄かったりするので、重ねる枚数を増やしたり、大きくするために重ねて張り合わせたりする必要はありますが、家にある古紙を使って、大型工作を楽しめるとは、目から鱗でした!
展開図の学習にも!布をかぶせてティピーテントにも!!
しかも三角形を基本にして、工作を進めていくのが良いですね。
展開図のように、平面で組み合わせた三角形を立体に組み立てるので、立体感覚を身に付けることができ、図形を認識する力がつきます。
組み合わせるために使うのは、セロハンテープ。
子どもにも扱いやすく、思い通りに形を作る事ができます。
絵本では、枠組みを作って遊ぶことが紹介されていました。
そこに、大きなシーツやブランケットなど、軽いものであれば、被せてティピーテントのようなものを作ることもできます。
秘密基地のようになって、子どもたちはますます盛り上がります!
テントを作れば、そこは秘密基地!非日常を楽しもう!!
実は、この絵本に出会う前、コロナ禍で外出できなかった時期に、家にあった棒を集めて、簡易ティピーテントを作って遊びました。
モップやコロコロカーペットクリーナーなどの棒や、突っ張り棒などを利用して作ったので、不細工でしたが、子どもたちは大喜び!
なかなかテントから出てこず、「テントの中でご飯を食べてもいい?」と、非日常を楽しんでいました。
コロコロカーペットクリーナーやモップの棒は、長さや太さがバラバラで、組み合わせるのが難しかったのですが、この絵本にあるように、同じ長さの新聞紙などで作った棒なら、子どもでも扱いやすいです!
雨の日や休みの日などに、子どもと一緒に、テントを作って、非日常を楽しんでみてください!
きっと良い思い出になりますよ。
絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!
大型工作の効果などに関する記事はこちらも!↓