『サンドイッチ サンドイッチ』
待ち時間でグズグズに。
叱られるのも 叱るのもしんどい。
せっかくなので、待ち時間も楽しもう。
順番待ちの長い行列を見て、子どもたちがウンザリって顔をする事はありませんか?
その先に楽しい事が待っているのに、その順番待ちの行列を見た時点で、子どもたちの心がポッキリ折れてしまって、グズグズになること、ありますよね。
我が家では、そういう時に「サンドイッチゲーム」をします。
手を開いて手のひらを下に向け、「パン!」と言って準備します。
別の人が、「ハム!」など、好きな具材を言いながら、「パン」の人の手の上に、同じように手のひらを下に向けて乗せます。
また別の人が「トマト!」など、違う具材を言いながら、同じように手を乗せます。
ひとまわりしたら、まだ使っていない逆の手を、具材名を言いながら乗せていきます。
最後の1人がまた「パン!」と言って、サンドイッチを完成させます。
味をイメージして、美味しそうなら「ムシャムシャムシャ!」と食べるマネをします。
ぐちゃぐちゃな味だったら、手を「どっかーーーん!!」と言いながら上げて、サンドイッチを爆発させてしまいましょう!
大爆発で、大笑い!
どんな具材をのせようかな!?
我が家のルール。
①食べられるものしか、のせてはいけません。
②同じものは、のせられません。
さぁ、作ろう!
パン→マヨネーズ(いい感じ)→レタス(美味しそう)→チーズ(できてきた!)→ハンバーグ(最高!だけど、ハンバーガーになってる!!ま、いっか。笑)→パン!!
ムシャムシャムシャ!!
美味しい~!!
パン→バター(バターもいいね!)→いちご(お!フルーツサンドかな!)→生クリーム(食べたい!)→納豆!(え!?納豆!?)→パン!!
どっかーーーん!!!
納豆かぁ~。残念、惜しかった!!
などなど、いろんな味をイメージしながら作る、空想サンドイッチ。
子どもたちは、爆発させたくて「それは合わないでしょ!」っていう食材を、必死に考えていますよ。笑
「次は、スパイシーな美味しいサンドイッチを作れたら、はなまる!」
「次は、おやつにぴったりのサンドイッチを作れたら、また今度おやつで作ろうよ!」
など、お題を出して考えてやってみても面白いですよ。
そんな遊びをしているうちに、順番待ちの列もすっかり進んで、あっという間に順番が来ています。
味をイメージする力を育て、退屈な順番待ちも楽しみながら待つことができる、このゲーム。
勝ち負けが無いので、負けると泣いてしまう小さい子どもでも、ニコニコしながら遊んで待てますよ。
サンドイッチゲームが、もっとイメージしやすくなる。おすすめ絵本はこちら!
味をイメージする力が大切なこのゲーム。
おすすめ絵本はこちら
『サンドイッチ サンドイッチ』
さあ つくろう
パンの上に、何をのせるのかな?
これまでも小西英子さんの絵本を紹介しましたが、どの絵本も、絵がリアルでとっても美味しそうなんですよね。
この絵本を紹介するにあたって、もう一度じっくりと読み返しているうちに、そういえば、この間、サンドイッチ専門店で食べた、照り焼きチキンのサンドイッチも美味しかったなぁ~。と、思わず思い出してしまいました!
買ってきたサンドイッチも美味しいけれど、家にあるものを挟んで作る、自家製サンドイッチも、また違った美味しさですよね。
我が家は、マヨネーズを塗ったパンに、ハムとチーズとスクランブルエッグとキュウリを挟む事が多いです。
そんなことを思い出してしまうほど、この絵本のサンドイッチ、断面もとっても美味しそうなのですよ!!
こういった、『食べる楽しさ』を感じる絵本を読み聞かせすることで、食べ物を味わいながら食べることの大切さ、食べる楽しさに、子どもたちが改めて気づいてくれることと思います。
待ち時間を楽しめる「サンドイッチゲーム」と、食べる楽しさを感じられる「サンドイッチ サンドイッチ」。どちらも、ぜひ、楽しんでくださいね!!
絵本を通して子どもと遊ぼう!
退屈な待ち時間にこちらもどうぞ!↓