「子どもがお手伝いをしてくれない!」そんな時にも大活躍。スタンプパワーで楽しみながら、お手伝いできる子に。

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『ぽんこちゃん ポン!』

乾 栄里子・作  西村 敏雄・絵
偕成社

みんな大好き『スタンプ』の絵本

子どもと出かけると、いたるところでスタンプを目にしますよね。

駅、サービスエリア、観光地の入り口・・・

そして、子どもはスタンプを押すのが大好きです。

今回、紹介するのは『ぽんこちゃん ポン!』です。

ぽんこちゃんは、はんこが大好き。

どこに行くにもスタンプ帳を持っていきます。

スタンプラリーをするために、動物園にやってきた、ぽんこちゃんですが・・・?


子どもにとって、興味のわく題材とかわいい絵の、素敵な絵本です。

そんな、子どもが大好きなスタンプを、ぜひ子育てに活用しませんか?

『おててスタンプ』でやる気アップ

スタンプを使って、トイレトレーニングなどをしている人もいるかもしれませんね。

私が提案するのは、『おててスタンプ』です。

宅急便が届いた時に、受け取りのハンコを押しますよね。
あんなイメージです。

配達のお手伝いを頼んでみましょう❗

「ティッシュを3枚、お願いします!」
「この服を、自分の服の棚までお願いします!」

お願いした事ができたら、
「確認のハンコでーす!」

と言って、グーで作った『おててスタンプ』(=想像スタンプ)を子どもの体にポンポンしてあげます。

(グーをした小指の方が体に当たるようにすると、スタンプを押してる感じになります)

「ありがとう!すごく助かったよ!」と言いながら、ポンポンすると、「もっと!」と、頭や足の裏、お腹にまで「押して!押して!」と言われます。

スタンプの数や、押す場所で、どれくらい嬉しかったのか、助かったのかということを表現してあげましょう!

「ありがとう!」も、感謝の気持ちは伝わります。

そこに、大好きな「スタンプ」のごっこ遊びがプラスされることで

「お母さんが、喜んでくれた!」+「スタンプ楽しい!」=「もっとお手伝いしたい!」

と思ってくれるようです!

『想像スタンプ』であることに意味があるのです。

本物のスタンプで、スタンプ帳に押すのも良いのですが、手が離せない時や、別の場所にいてスタンプを取りに行けない時があって、なかなか続かないんですよね。

だけど、この『おててスタンプ』は、「スタンプを押すマネ」なので、いつでもどこでも、すぐに「ぽん!」っとするだけです。

それで、子どもに気持ちが伝わって、喜んでお手伝いしてくれたら、親も子どもも良いことづくしですね!

お手伝いは、子どもにとっても親にとっても、メリットがたくさんあります。

子どもは、お手伝いする事で、家事や子育てについて学び、それが『自立』へ繋がります。

親は、「前にできなかった事ができるようになってる!」と、子どもの成長を感じられます。

もちろん、子どもも、やりたくない時はあります。

そんな時に「どうして手伝ってくれないの?こんなに困ってるのに!」と言われると、子どもはお手伝いするのが義務になってしまって、逆にやりたくなくなってしまいますよね。

「じゃあまた今度、お願いね!」くらいにしておくと、またやってくれるようになります。

子どもは、大好きなお父さん・お母さんから認めてもらうのが嬉しいと感じるからです!

絵本を読んだ後だからこそ、いろんなスタンプのイメージができていると思います。

お手伝いを喜んでしてくれる子になる『おててスタンプ』。

『ぽんこちゃん ポン!』と一緒に、楽しんでみてください!

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!

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