追跡!ごみのゆくえ ペットボトル
ゴミだと思うものでも、リサイクルすれば資源になる!
以前に、ゴミについての記事を書きました。↓【参考:ゴミはボクらのたからもの】
今回は資源ゴミ『ペットボトル』について描かれた絵本を紹介します!
追跡!ごみのゆくえ シリーズ6冊のうちの1冊です。
小学校4年生の社会科の学習に役立つので、それまでにぜひ読んで欲しい絵本です。
ペットボトルがどのようにリサイクルされるか知っていますか?
みなさんは、ペットボトルが資源ゴミとして回収された後、どのように処理されるか知っていますか。
もう一度ペットボトルになったり、繊維になって服になるなど、知識としては知っている人が多いのではないでしょうか。
この絵本では、実際にどういう工程を経てリサイクルされるのかということが、写真を使って紹介されています。
家庭でラベルとキャップを外し、中を洗うところから始まって、集積所でゴミ収集車にのせられて、施設に運ばれていく、その一つ一つに詳しい解説や注意点などの説明がついています。
子どもたちにとって身近な「ペットボトル」から、環境や社会について考えられる絵本です。
みなさんの家では、飲み終えたペットボトル、どうしていますか?
我が家も、ペットボトルのゴミはいつもたくさん出ます。
特にスポーツをしていると、スポーツ飲料で水分補給をするために、ペットボトルで購入することが多いです。
ざっと洗って、ラベルとキャップを外して、スーパーやショッピングセンターの回収ボックスへ持っていきます。
キャップは学校で集めているので、学校へ持っていくようにしています。
大人でもはっきりとは知らない、ペットボトルのリサイクル方法!
初め、我が子に「ペットボトルはもう一度ペットボトルになって、リサイクルして使われるよ」と言うと、「誰かが飲んだペットボトルで、もう一回飲むってこと!?」と、びっくりしていました。
しかし、この絵本を読むと、洗浄され、細かいチップになり、高熱で処理されて新しいペットボトルになると書いてあり、安心したようです。
「リサイクルされる」ということは知っていても、実際どのようにリサイクルされるのかということを知らなかったので『リユース(もう一度使う)』のイメージだったようです。
写真絵本なので、まるで工場見学をしているかというくらい、詳しく工場内の機械や流れがわかるのも良い点です。
『知る』ことで、よりよい行動がとれる人に!
もし、子どもがペットボトル回収場所に持っていく時などに、興味を示したら、ぜひそのタイミングで、読んでみてください!
からになったペットボトルは、知識のない人にとっては、ゴミです。
けれど、リサイクルについて知ると、ゴミではなく、「原料・資源」になります。
その事をしっていれば、ペットボトルをゴミ箱に捨ててしまったり、その辺りにポイ捨てをする人が少なくなるのではないかと思います。
ぜひ、資源を大切にできる子どもに育ててあげてください!
社会科の授業でも大活躍しそうな絵本。
子どもと一緒に、資源について考えるきっかけになると思います!
絵本を通して、子どもと学ぼう!
ゴミについて描かれた絵本はこちら↓
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