お年玉をもらうお正月は、子どもと「お金」の話をする良い機会!
親戚からもらう、子どものお年玉。
みなさん、どうしていますか?
子どものおこづかいにする人、貯金する人、別のことに使う人・・・家庭によって考え方があるので、色々だと思います!
お年玉は、子どもとお金の話をする良い機会です。
ぜひ、子どもと一緒に、お金の仕組みやどう使うかについて話し合ってみて欲しいと思います。
お年玉をどうするか。~我が家の場合~
我が家は、子どもと一緒に話し合って、硬貨でもらった分は、貯金箱に入れて子どもが保管・いつでも使えるものにして、お札でもらった分は、親が管理する子どもの通帳に入れることにしています。
お金はもらった時にもらった分、全部を使ってしまうと、もっと欲しいものが出てきた時になくなってしまうということを、日頃から話しています。
「物を買う前にしっかり考えてから使うように」ということを子どもの頃から伝えておくことが大切です。
親の「お金」についての考え方を子どもに伝える事は、子どもの将来を守ることに繋がるのではないでしょうか。
お金の価値は変化する!
インフレが進み、お金の価値がどんどん下がっている今、貯金することで、どれだけ将来の安心感を得られるかはわかりません。
なので、「全額貯金するべき!」という昔の考え方が通用しなくなっています。
しかし、一瞬の「快」のために、今あるお金を全て使う事が子どもの頃からの「お金とのつきあい方」になってしまうのは良くありません。
日本の学校では、お金について詳しく教えてもらう機会があまりありません。
※2022年4月から高校で金融教育が始まると話題になっていましたが、
小学校では、算数や家庭科でほんの少し触れるくらいで、
「お金」を扱う授業というのはほとんどありません。
つまり、親のお金に対する考え方だけが、子どもにとっての「モデル」となるのです。
収入と、貯める・使うのバランスを考えられる人に育って欲しいですね。
お年玉は、トラブルの元にもなる!?
また、小学校教師の時に、子どもたちに
「冬休み、子どもだけでお年玉を持って買い物に行ってはいけないよ。
悪い人は、この時期、子どもがお年玉でお金を持っているのを知っているからね。
君たちの安全やお金を守るためには、大人の人と一緒に買い物に行って、お金をたくさん持ち歩かないこと!」
ということを何度も何度も話しました。
子どもはお金について無防備です。
悪い人にとられるのも心配ですし、新春初売りなどの雰囲気に負けて、散財してしまうこともあります。
さらに、お金を持つと気が大きくなって、「おごる・おごられる」などの子ども同士のトラブルに発展することもあります。
お金について考えるきっかけになる「お年玉の使い方」
ぜひ、子どもと話し合ってみてください。
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