『おとが あふれて オムライス』
長期休みは、朝・昼・晩の料理が大変!
休みが続く、『春休み・ゴールデンウイーク・夏休み・冬休み』は、子どもたちの朝・昼・夜のご飯を作って食べさせて・・・としていると、料理をして1日が過ぎていく感じがしませんか。
ずっと料理の事を考えている気がします。
ごはんの事を考えるのに、少し疲れてしまった、そんな時こそ、「絵本の力を借りよう!」と、この絵本を子どもたちと読みました。
今回、紹介するのは『おとがあふれてオムライス』です。
お昼ごはんは、お父さんとオムライスを作ろう!
野菜を切る時の音は、どんな音?
ひき肉を炒める時の音は?
ケチャップを出す時の音は?
玉子を割る時は?
料理で聞こえる色々な擬音語が楽しい一冊です。
完成したオムライスの絵を見ると、本当にオムライスを作って食べたくなりますよ!
料理の音は幸せの音!
毎日、料理をしているけれど、意識しないと聞き逃す「料理の音」。
同じにんじんを切るにしても、大きさや薄さで音が違っています。
玉ねぎは、縦に切るのと、横に切るのとでは音が違うし、ピーマンは種を取る音が楽しいですね!
焼く音も色々です。
ひき肉を焼く音と玉子を焼く音は全然違いますね!
おいしそうな料理の音は、幸せな気持ちになりますね!
子ども達から飛び出す、色々な擬音語!
この絵本を読んでからオムライスを作ると、子どもたちから色々な擬音語が飛び出します!
我が家のオムライスは、ウインナーソーセージ入り!
「ウインナーソーセージを切るときは『プツン タン プツン タン』って聞こえるね!」
とても小さい、ウインナーソーセージの皮が破れる音も聞き逃さずに気付きました。
色々な音を探しながらの料理は、普段の料理よりも、とっても楽しかったようで、「今日はご飯のお手伝いはやめておく」と言っていた子どもたちも、ノリノリで作ってくれました!
日々の料理に楽しさをプラスしよう!
子どもたちにとって、料理をしながら『オノマトペ=擬音語』を探すことができて、有意義な時間になったようです!
オノマトペは、言葉の表現の幅を広げ、語彙力アップに繋がります。
みなさんも、ごはん作りが続いて疲れた時は、子どもと一緒に『擬音語探し』をしながら、料理をしてみてください。
いつもと違って、料理の完成だけが目的でなく、料理の工程にも『擬音語探し』という目的ができるので、楽しい時間になりますよ!
料理の時以外にも!!クイズにしたら、想像力アップ!!
ごはんを作るときだけでなく、食べる時にも、色々な音が聞こえますよね!
我が家では、『オノマトペクイズ』をします。
おままごとの野菜やくだもの、料理などを並べて、「どの料理を食べている音でしょう?」とクイズを出します。
例えば
トマトとキュウリとハンバーガーを並べて「カリカリ ポリポリ 何の音?」と聞くと「キュウリを食べる音!」のように答えます。
ハンバーガーだと「カブッ シャク ギュム モグモグ」など、表現が難しいですよね!
オノマトペを考えて表現することで、自分の感じかたと人の感じかたの違いを知ったり、想像力を働かせたりすることができて、楽しいですよ!
野菜の『オノマトペ』が盛りだくさん!!オススメ動画も紹介!
食べる音を『オノマトペ』にするのって、子どもにとっては難しいことなんです。
そんな時に、参考になる歌を紹介します!!
東京ハイジさんの『おやさいたべてちょ!』です。【参考:下にリンクを貼っています】
この歌には、たくさんの野菜を食べる時の擬音語が出てきます。
食べる時の音を「言葉にすることができない!」という子どもにも、楽しく歌いながら想像を膨らませるきっかけになるのではないでしょうか!
子どもと一緒に聞いて、参考にしながら、ぜひクイズを出しあってみてください!
想像力・表現力が身に付き、国語の力がアップしますよ!
子どもの表現力、想像力を育て、長い休みを乗り切りましょう!
絵本を通して、子どもと学ぼう!
オノマトペの絵本はこちらも!↓
親子で料理を楽しむメリットはこちら!↓