『おててつなごう』
お散歩デビューの前に!自分でどんどん歩くようになってからも!
今回、紹介する絵本は『おててつなごう』です。
子どもと一緒にお散歩に出かけるようになると、危なくないように、手をつないで歩く事が増えますよね。
この絵本は、そんな歩き始めて外に出る前に読んで欲しい一冊です。
主人公の男の子が、家族と一緒に手をつないでお散歩します。
色々な道を通って、外の世界からたくさんの刺激を受けて、手をつないだ家族と一緒に楽しむ様子が可愛らしいです。
最後はお父さん・お母さんと手をつないで「ぶらんこ」してもらいます。
我が子も同じだなぁ~と、優しい気持ちが溢れてきます。
お散歩で「だっこ~」って言われて、困ったことはありませんか。
子どもが、自分で歩けるようになると、お出かけがずいぶん楽になりますよね。
ちょっとした散歩ならベビーカーを用意しなくても良くなり、狭い通路や段差のある場所にも行きやすくなります。
けれど、大変な事もあります。
買い物した荷物を持っているのに、子どもが歩き疲れて「だっこ~!!」と言って動かなくなる。もう少しで車なのに!!
「ほら!お母さんの車、あそこに見えてるから、頑張って歩こう!」なんて励ましても、『しんどいスイッチ』の入ってしまった子どもは、動いてくれません。
こうなると、「頼むから進んで~!」ってなりますよね。
他にも、妊娠中で上の子を抱っこしにくい時もあると思います。
本当はいっぱい抱っこしてあげたいけれど・・・。と、葛藤することもあるでしょう。
座った時にいっぱい「ぎゅ~」ってしてあげてください。
そして、ぜひ『手をつないで歩く』楽しさや幸せを伝えてあげましょう❗
手をつないで、リズムゲームをしよう!
私は、抱っこしにくい時に、『手をつないでぎゅっぎゅっぎゅっ♪』ゲームをします。
子どもとつないだ手を『ぎゅっぎゅっぎゅっ♪』
『ぎゅぎゅっぎゅぎゅー♪』『ぎゅーっぎゅぎゅ♪』など、リズムで握ります。
親「ぎゅっぎゅっぎゅっ♪」→子ども「ぎゅっぎゅっぎゅっ♪」
のように、交互に手を握るようにします。
リズム遊びにもなるし、リズムに集中している間に、あっという間に目的地についてしまいますよ。
リズム感や、手をリズム良く握るための指の力も身に付きます。
リズム感は、音楽を楽しむ力に。
指の力は、鉛筆やお箸を持つ力に。
楽しく歩いて、親も子どもも嬉しい時間を過ごしましょう!
「手を繋ぐ」という事を、改めて楽しめる絵本。
ぜひ、子どもと読んで楽しんでください。
絵本を通して、子どもと遊ぼう!