『桂文我のでっち絵本 お正月』
気持ちがパリッとするお正月!
お正月、「明けましておめでとう」と言うと、普段と変わらない朝なのに、何だか気持ちがパリッとして、不思議と背筋が伸びる感じがしませんか。
もうすぐお正月ですね。
お正月に向けて、こんな絵本はいかがでしょうか!
『桂文我のでっち絵本 お正月』
お正月の朝、お店の旦那がみんなを起こします。
「お正月は、めでたいな」
でもみんな、眠たい。冷たい。煙たい。と、縁起の悪いことばかり言います。
ご近所へのあいさつをしても、でっちのさだきちは失敗ばかり。
けれど、雨が降ってきて・・・
みなさんは、「縁起のいいこと」意識してますか?
普段はあまり意識していなくても、一年のスタートのお正月は、縁起物がたくさん目に入ってきますよね!
縁起物で気分も上がる!子どもと作るお正月飾り。
お正月といえば、鏡餅・門松・しめ縄飾りですよね!
その中でも、今回は簡単に工作できる「子どもと作る鏡餅」を紹介します。
子どもと一緒に季節の工作をして、新年を祝う準備をしましょう!
鏡餅は、年神さまへのお供えものです。
年神さまはその家を守る神様であり穀物の神様でもあります。
新年を祝い、その年の豊作を願いながら鏡餅を飾ります。
また鏡餅は、お正月の間、家に招いた年神さまの拠り所(居場所)になるものなのです。
【用意するもの】
・パックに入った丸餅2つ
・白い布
・コピー用紙
・折り紙(赤・白・緑・茶)
・赤ペン
・1辺15cmくらいの箱
・みかん
・ハサミ
・のり
【作り方】
①パックに入った丸餅をコピー用紙で包み、更に白い布で覆います。(布がなかったら外側もコピー用紙でもOK!)それを大・小2つ作ってください。
②白い折り紙のまわりを赤いペンで塗ります。側面に茶色の色紙をはった箱の上に、赤いふちの紙を角が前にくるように置きます。
③赤と白の折り紙で2cm×4cmの大きさに切り、赤・白・赤の順に斜めにはりつけます。それを2セット作ってください。
④緑の折り紙を楕円形に切ります。(こだわるならシダ植物のような形に切りましょう!)それを二枚、箱の上の折り紙にのせます。
⑤餅を二段重ねて置き、紅白のかざりをその上にのせます。1番上にみかんを乗せ、重しにしたら完成!
はずれてしまいそうなところはのりでとめてください。
完成イメージ↓
正月飾りは、12月13日以降に飾ります。
12月28日に飾るのが末広がりで良いそうですよ。
年神さまをお迎えする飾りなので、玄関から遠い場所に飾りましょう。
飾り終わったら、中の餅は食べてくださいね!
自分で作った鏡餅を飾ると、子どもも一気にお正月の気分になると思います。
また、心のこもった鏡餅を飾ることで、家内安全・家庭円満を祈願することにもつながるのではないでしょうか!
お正月は「日本」を知るチャンス!
伝統文化や季節の行事に触れることは、「日本という国らしさ」を知ることになります。
簡単に世界中を行き来できる今の時代だからこそ、子どもたちには、自分の生まれ育った「日本」という国のこと知って、好きになって欲しいと思います。
お正月は、そんな「日本の日本らしさ」を知るいい機会です。
子どもと一緒に、縁起物を飾って、縁起の良い食べ物を食べて、新年を祝いましょう!
みなさんにとって、来年も良い年になりますように。
絵本を通して、子どもと遊ぼう!