『新装版 おせちのおしょうがつ』
おせち料理を作るのは大変!
みなさんは、おせち料理を作る予定はありますか。
おせち料理って、作るのは大変だし、買うと高いしで、どうするか悩みますよね。
我が家は、本格的なものではなく、食べたいものを重箱に詰めて「おせち料理」として出すことが多いです。
小さな焼き鯛や海老、数の子、栗きんとん、黒豆、かまぼこ、紅白なます、煮物などの定番の他にも、ウインナーやハム、厚焼き玉子など、「おせち料理・・・?」というような、子ども向けメニューも詰め込んでいます。
一年のスタートに食べるおせち料理。
今回は、子どもにおせち料理の由来を教えられて、お話を楽しめる一冊を紹介します!
『新装版 おせちのおしょうがつ』
おせち料理が、重箱の車に乗って、かがみもちの家へ遊びに行きます。
川を渡ろうと、でこぼこの橋を渡っていると、大変なことに!
おせち料理たちは力を合わせて、このピンチを切り抜けられるのでしょうか!?
おせち料理の由来も学べる、楽しくて、ためになる一冊です。
おせち料理に込められた願い
お正月に食べるおせち料理には、それぞれに意味があります。
海老・・・背中が曲がるくらい長生きできるように。
数の子・・・子孫繁栄。
栗きんとん・・金運があがるように。
伊達巻・・・昔の巻物になぞらえて。賢くなるように。
黒豆・・・黒く日焼けするほど、マメに元気に働けるように。
こぶまき・・・よろ「こぶ」!
紅白カマボコ・・・日の出の形と、紅白の赤は魔よけ、白は清浄を表します。
田作り・・・五穀豊穣
そして、れんこん・ごぼう・タケノコ・里芋・にんじんなどの煮物の具材にもそれぞれ、成長や未来、子孫繁栄などの願いが込められています。
おせち料理に関するクイズを作ろう!
お正月は親戚で集まったりすることがあると思います。
せっかく知ったおせち料理についての知識を、みんなにクイズで披露するのはいかがでしょうか。
おせち料理の由来クイズで、集まったみんなに誉めてもらい、ステキな一年のスタートにしましょう!
例えば、「黒豆」
黒豆がおせち料理に入っている由来は次のうちどれでしょう?
①豆のように、ひと皮むけて、大きく育つように!
②まぁまぁ、目が良くなるように!
③マメに働けるように!
問題の選択肢を考えるためには、正しい由来を知っていないといけないので、必然的に知識を覚えることになります。
また、引っ掛かりそうな選択肢を考えるのにも、頭を使います。
おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、いとこなど、親戚のみんなに問題を出すことで、知識を誉めてもらえるので、自信に繋がります。
昔の人も、同じように一年の幸せを祈願した。
新しい一年、たくさん褒めてもらえる始まりにしよう!
日本の伝統を知り、食育にもなる、そんな「おせち料理」。
昔から、一年の始まりに、その一年の幸せを願って食べられていて、それがずっと今の時代まで伝えられていると考えると、「おせち料理」はやっぱり特別なものだと感じます。
クイズにすることで、その昔から伝えられている日本人の「一年の幸せを祈る気持ち」を感じられたら良いですね!
そして、一年のスタートに、たくさん誉めてもらって自信をつけ、たくさん成長できる一年になって欲しいなと思います!
子どもと一緒に、面白い選択肢を考えてあげてくださいね!
もし「面白い選択肢が思い付いた!」という時はコメントやSNSで教えてください!
絵本を通して、子どもと学ぼう!遊ぼう!