子どもの爪が剥がれた!!!怪我ばかりの子ども。ずっと見ているにも限界が・・・。どうしたら、怪我が減るの? 子ども自身に考えさせる声かけ方法!

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子どもの怪我を防ぐには、どうしたらいいの??

子どもって、見ていないときはもちろん、見ていても目の前で怪我をしませんか。

わざわざ自分から危ないことをして、びっくりするような怪我に繋がるので、本当に目を離せませんよね。

それを防ごうと思うと、ついつい「危ないよ!」「やめなさい!」と小言が多くなってしまい、親の私自身が疲れてしまっていました。

本当に、長男の怪我には、毎回、驚かされ、心配させられました。

そこで、「危ない」「やめなさい」よりも、子どもの判断能力の成長を促す言葉かけをするようになりました。

好奇心旺盛の子どもは怪我しやすい!

長男は好奇心旺盛です。

興味が出たら、とことんやってみたくなるタイプのようで、自分の体で実験をする事も多く、失敗しては擦り傷・切り傷だらけになっていました。

そのピークが2~3歳くらいの時で、常に怪我をしていました。

自分の体で実験というのは、例えば、「くるくる回って、目が回るのが楽しくて、どれくらい回れるかやってみる。」など、「何で今それをしたの!?」というような事ばかりしていました。

くるくる回ってフラフラした時は、そのままよろけて、テレビ台のベビーガードを貼っていなかった微妙な角で目の下から頬を切りました。5センチくらいの傷ができました。

すぐに病院で見てもらい、大事には至らなかったのですが、これらよりも更に心臓が縮む思いをした怪我がありました。

驚いた怪我!一瞬の気の緩みで、長男の爪が剥がれた!!

それは、長男が2歳の時でした。

私の実家に連れていって遊んでいた時、木製の収納の蓋を開けたり閉めたりして遊んでいました。

木製なので、蓋が重くて、手を離すと勝手に閉まるものでした。

開けたり閉めたりしているなーと思っていたのですが、「母も見てくれているし。」と、少し気を抜いてしまっていました。

すると、とても大きな「バタン!!!!!」という音と、長男の「どうしよう!どうしよう!!!」という声が響きました。

慌てて駆け寄り見てみると、長男の指の爪が2枚、完全に剥がれてしまっていました。

重たい蓋が、手の爪の上に落ちてきて、長男の指を挟んだまま、バタンと閉まってしまったのです。

すぐに病院に連れて行き、処方された化膿止めを飲んで、塗って様子をみることになりました。

もしも爪の根元の、爪を作る組織が潰れていたら、新しい爪は生えてこない」と言われました。

爪が剥がれて、化膿しやすい状態なので、お風呂では絶対に水に濡らしてはいけないと言われたので、ビニール袋を二重に巻いて、さっとシャワーをするだけにしました。

毎日、薬を飲んで塗って、心配しながら様子を見ていたら、1ヶ月くらいで「おや?爪が伸びてきた??」という雰囲気を感じ始めました。

半年くらいかかって、ようやく元の長さに爪が戻りました。

親は、子どもから一瞬も目を離せない・・・?

本当に、怪我をしたのは、目を離した一瞬でした

子どもの怪我を防ぐのは、難しいです。

怪我を予想して早めに「やめなさい」と、声をかけても、必ずやめるとも限りません。

紹介した爪が剥がれたエピソードでは、爪が生えてきたので良かったのですが、もしも一生残る怪我だったら・・・。

それこそ、目を離したことを後悔してしまいます。

実際にやってみた「声かけ」はこちら!!

子どもの性格によって、怪我をしやすい子、しにくい子がいます。

けれど、小さい頃に怪我が多いからといって、大きくなっても怪我ばかりかと言われると、そういうわけではありません。

「ここらで、やめておこう」「これ以上は危ないな」と、自分で考えて判断できるようになっていきます。

ずーっと親が隣にいて「危ないからやめなさい。」と言うわけにはいかないので、子ども自身が、危険を予想して、それを回避できる行動を選択できるようになっていって欲しいですよね。

判断できるようになるのが、早い方が、親としても助かります。

そこで、私がやってみた「声かけ」を紹介します。

もしも、子どもが危ないことをしようとしていたら「やめなさい!」と止めるのではなく、まずは体を止めさせて「危ないと思うんだけど、どこが危ない?どうしたらいい?」と聞いてみるといいですよ。(両肩に手を置くと、たいてい止まります。)

また、怪我をしてしまったときには、落ち着いたら、反省会をしていました。

・どうしてそれをしてしまったのか。
・どの段階だったら止められたか。
・どうすれば怪我を防ぎ、小さな怪我で済んだか。

確認していくと、次に同じような状況になった時に、「あ!!これ、危ないやつだ!」と気づくようになりました。

自分の状況を客観的に考えられるようになると、「今はこれをしたら危ないな」「これ以上すると、怪我をするな」と判断する力の成長を促す事ができますよ。

成長とともに、大きな怪我が減り、
子どもの判断力を信じられるようになった。

そんな長男も怪我をすることが減ってきました。

小さい頃に、たくさん怪我をして、自分で自分の身を守る方法を学んでいったので、最近では病院に行く程の怪我はしなくなりました。

今、子どもの怪我に悩んでいる人がいたら、子ども自身に考えさせる「声かけ」を、してみてください。

少しでも早く、子ども自身が自分で判断できるようになって、「常に見ておかないといけない」という状況が落ち着きますように!