秋を楽しもう。普段の散歩コースが、落ち葉の美術館に大変身!自然を感じ、好奇心や観察力を育てるきっかけに!!

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『おちばでおえかき』

野口満一月 さく
福音館書店

季節を楽しもう ~秋~

だんだん寒くなってきましたね。
今年、2022年は冷え込むのが例年よりも早かったので、「昨日まで暑かったのに!」と、バタバタと長袖の服を引っ張り出してきました。

秋の終わり頃になると、たくさんの落ち葉が散り始めます。
そうすると、お散歩が楽しみになりますね。

桜の葉や、コナラの葉、イチョウやモミジなど。
冬に向かって散っていく落ち葉。
これも、子ども達にとっては、自然の色を感じて楽しむ、最高の学習になりますよ。

秋を楽しむ絵本を紹介します!

今回紹介するのは『おちばでおえかき』です。

落ち葉を踏む音や、落ち葉の色を楽しむ、二人の姉妹。木から落ちてくる色とりどりの落ち葉は、まるで「木がおえかき」しているみたい!と、大喜びです。

お母さんが座っている切り株のまわりに、イチョウの黄色で円を描き、そのまわりをモミジの赤で囲みます。そのまわりを更にコナラの茶色で囲って、3つの重なった円ができました!

木の香りや秋の風、鳥の鳴き声を感じるような、文章と絵。

秋を楽しむことができる、素敵な一冊です。

散歩に出かけてみましょう!

皆さんは、落ち葉と聞くと、何色をイメージしますか?


茶色や赤、黄色で全面1色のイメージありませんか?

実は落ち葉、よく見てみると、1枚の中にも色々な色があるのです。

黒っぽい水玉模様がついていたり、まだ黄緑色の部分があったり、赤~オレンジのグラデーションになっていたりと、その色は木の種類によって様々です。

また、同じ木から落ちた葉っぱでも、全く同じ色の葉は無いのではないかと思うくらい、一枚一枚、違った色をしています。

お散歩しながら、子どもと一緒に『お気に入りの一枚』を探しに行きましょう!

何の種類の木なのかによって、葉っぱの形が全然違うところに、気がつくのではないでしょうか。

どの形の葉っぱが好きかな。
この葉っぱを落とす木、なんていう名前だろう?

子どもの好奇心がムクムクと育っていく様子がわかるのではないでしょうか!

拾った葉っぱで工作!

拾ってきた落ち葉は、工作に使うといいですよ。

45リットルのビニール袋に穴をあけて、頭と腕を通したら、そこに落ち葉を貼り付けてみましょう!

落ち葉のワンピースや、落ち葉のTシャツの完成です!

紙袋に目と口の穴をあけて、落ち葉をまわりに貼ってからかぶってみると・・・落ち葉のお面!!

(窒息の事故が無いように、必ず紙袋で口の位置に穴をあけてから、かぶってくださいね!)

大きな深い紙皿を反対向けて、落ち葉を貼り付けてから、かぶると・・・落ち葉の帽子!!

他にも、綺麗に洗って乾かして、しおりにしたり画用紙に貼り付けて絵を描いたりもできますね!

季節を感じる『落ち葉遊び』ぜひ、お散歩の後で、一緒に楽しんでみてください!

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!

秋を楽しむのにぴったりな絵本はこちらにも!↓