『どれだけ出てるの?二酸化炭素ずかん
①家 テレビ、エアコン、冷蔵庫ほか』
家族で考えよう。光熱費も。地球温暖化も。
2023年2月現在、光熱費が高騰しています。昨年より電気代がどんどんと高くなり、「そんなに電気使用量は増えていないのに、すごく電気代が高い!」と家計への負担が増えていると感じている人も多いのではないでしょうか。
中には「家のどこかで漏電している?」「誰かに電気を盗まれている?」と疑うほど電気代が高くなっている人もいるようです。
また、環境を守るという視点では、2025年4月から、東京では太陽光発電パネルの設置の義務化が決定しましたね。
自然のエネルギーで発電することによって、CO2(二酸化炭素)の排出量が減り、地球温暖化を防ごうという事が目的です。
私たち親世代よりも、子どもたちが大人になってからの方が、より良い地球環境になってくれていれば良いですよね。
しかし、何の努力も無しに、良い環境になるということは難しいでしょう。
子どもたちの将来のために、家族みんなでできることを考えるきっかけになる絵本を紹介したいと思います。
今回、紹介するのは『どれだけ出てるの?二酸化炭素ずかん①家』です。
人が生活するためには、どれだけの二酸化炭素が、どんなときに発生しているのかを知ることができる写真絵本です。
電気がLEDと蛍光灯では、どのくらい違いがあるのか。
冷蔵庫の設定温度は強・中・弱どれが環境に良い?
など、日常の生活で、少し気を付けたらできそうな取り組みがたくさん載っています。
この図鑑をみながら、地球の将来のために、家庭でできることから、CO2削減をめざしませんか?
「地球温暖化」は何が問題なの??
「地球温暖化」という言葉はよく聞きますが、地球が温かくなったら、何がいけないのか知っていますか?
・南極や北極の氷が溶けて、海面が上昇する!
・ホッキョクグマの住みかが無くなる!
これも、もちろん困ることですが、それ以上に、身近な問題がたくさん発生する可能性が高いのです。
例えば、暖かい地域でしか確認されていなかった病気になってしまうこと。
蚊などの病気の媒介となる生物の行動範囲が北に広がる事で、日本に住んでいても感染してしまう可能性が出てくるそうです。
他にも、上昇気流が発生しやすく、大雨や洪水、台風や集中豪雨などの被害が起きやすくなります。
逆に、雨がほとんど降らずに干ばつで食料が作れなくなることもあります。
日常の習慣が地球を救う!
ではなぜ太陽光発電のパネルを設置すると、地球温暖化を防げるのでしょう。
私たちの生活に使う電気は、石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料を燃やす、火力発電が主流です。
化石燃料を燃やした時に、電気と一緒に、二酸化炭素もたくさん出てしまうので、節電を心がけることが、地球温暖化を防ぐことになるのです。
テレビを見ていなくてもつけっぱなし、
冷蔵庫を開けっ放しでも気にしない、
そんな生活を世界中の人がしていたら、悪い未来へ進んでしまいます。
絵本にはたくさんCO2削減のコツが載っています!
これを機会に、一度、子どもと、地球の未来について話をしてみませんか?
おまけに、光熱費が少しでも安くなると嬉しいですね。
絵本を通して、子どもと学ぼう!
環境について考えられる絵本はこちらにも!↓チェックしてみてくださいね!