我が子の好き嫌いに悩む日々。
とにかくお肉が大好きな我が家の次男。
お肉は、お腹がパンパンになるくらい食べるのに、野菜の多くは「好きじゃない」と残してしまいます・・・。
保育園でも野菜は苦戦している様子。
中でも、甘い味の野菜(かぼちゃなど)は、給食時間の最後の最後までかかっていると聞きました。
どうしたら、次男は色々な野菜を食べてくれるようになるのかな・・・と悩んでいました。
ある日、長男にお弁当を作る事がありました。
長男はとにかく甘いものが大好きで、おかずも甘い系が好きです。
お弁当に、「カボチャの料理や黒豆を入れて欲しい!」と頼まれていました。
おせちに入っている黒豆が、長男の大好物で、お弁当には毎回入れてと頼まれます。
お肉料理や卵焼きなども入れ、さらにフルーツも持たせました。
その日、次男は園が休みだったので、長男に入れたお弁当の残りのおかずを、次男用のお弁当箱に入れてやりました。
苦手な食べ物をお弁当に入れてみた・・・
しかし、兄弟なのに、味の好みが全然違う我が子。
次男は甘いのがあまり好きではありません。
特におせち料理の黒豆のように、甘く炊いたものは、口にもいれずに「やめておく」と、残してしまいます。
長男用に作ったものだから、残しても仕方がないと思いつつも、次男のお弁当箱にも黒豆やカボチャ料理を少し入れてみました。
次男は家にいるし、カボチャ料理を食べなくても、トマトやキュウリなど簡単な他の野菜を、用意してあげてもいいし・・・と思っていたので、残したら自分が食べようと考えていました。
ついにお弁当の時間!
洗濯や家の片付けをしたり、次男と絵本を読んだり、桜を見に公園まで散歩したりして午前中が過ぎ、お弁当の時間になりました。
次男は、大好きなお肉料理をパクリ。
次に卵焼きをモグモグ。
おにぎりをモリモリ。
野菜炒めを食べました。
お弁当箱には、黒豆とカボチャが残っています。
なんと、苦手な「甘いおかず」を食べられた!!!
どうするかなぁ~と観察しつつ、特に声をかけたりしなかったのですが、普段なら口もつけない黒豆を自分から食べました!
その後も、カボチャ料理も食べて、完食することができました。
「全部食べられたね!どうして、普段なら食べない黒豆やカボチャも食べられたの?」と聞いてみると、「お弁当だから!」と言っていました。
我が子の通う園は、給食なので、お弁当がとても珍しいのです。
「自分のお弁当がある!」という嬉しさが、普段は食べないおかずに手を伸ばさせたのだと思います。
「いつもとちがう」は、「食べてみよう」に繋がる!
「お弁当に限らず、子どもの好きなキャラクターのお皿など、普段使っていない食器に入れてあげると、食べてみようと思うのでは?」
そう考えて、いつもと違うお皿に、苦手なものをのせてみると、少し迷いつつも食べることができました!
子どもの好きなおかずと、苦手なおかず、両方を一緒のお皿(弁当箱)に入れることもポイントだったようです。
「このお皿(弁当箱)が出てきたら苦手なものを食べないといけなくなる」と学習してしまうと逆効果になります。
「このキャラクターが応援しているから、全部食べようね!」のように、苦手なものに触れずに応援することがオススメです。
子どもの食わず嫌いに悩んでいたら、一度試してみてください!
「いつもと違う」は、子どもの「食べてみようかな」を引き出します!!
子どもが前向きな気持ちになるように、楽しみながら、工夫してみてはいかがでしょうか!
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