夏休みの宿題の『自由研究』!!
準備もまとめも大変だと思っていませんか?
かなり久しぶりの更新になってしまいました。
私自身が、新しい事にチャレンジをし始めたので、そちらに慣れるのに時間がかかっていました。
最近、ようやくゆとりが出てきたので、ゆっくり再開していこうと思います。
また、よろしくお願いします!
毎年の、悩みの種!?子どもの夏休みの宿題問題!
みなさん、夏休み真っ只中ですね!
夏休みの悩みの1つに、「子どもの宿題」があるのではないでしょうか。
夏休みに、なると教師をしていた頃を思い出します。2学期の始業式に、立派な作品を持って、子どもたちが登校してきてくるのが恒例でした。
「お父さん・お母さんに助けてもらいながら、頑張ったんだろうなぁ」と、子どもたちの作品を見ながら、夏休みならではの親子の共同作業を想像して微笑ましく感じていました。
普段、バタバタして生活していると、なかなかできないような事に、親子でワクワクしながらチャレンジできるのが、夏休みの宿題の良いところだと思っています。
我が家も同じく、夏休み前から「夏休みの宿題、今年はどうするか」ということを子どもと話あっていました。
科学マンガにハマった長男!今年の自由研究は、『科学』に決定!
我が家は、親が「こうしよう!」と言うのではなく、子どもがやってみたいことを聞いて、一緒に考えるという方法をとっています。
長男に、「今年の夏休みは、どんな事にチャレンジしてみたい?」と、聞いてみると、「科学の実験がしたい!!」と返ってきました。
実は、アニメの『Dr.STONE』に親子でハマった、私と長男。
『Dr.STONE』は、全人類が石化してしまった世界で、主人公が科学の知識を駆使して、世界中の人を救おうとする物語です。
主人公がやっていた科学は、真似できない危険なものも多いのですが、主人公の「やってみて失敗しても、コツコツと積み上げていく姿」が、とてもカッコイイと感じたようです。
長男は、お話の中で、道具さえ揃えば自分にもできそうな実験を探して、「これならできるかなぁ!?」と相談してきました。
その話が、
・主人公がクラフトコーラを作る話
・仲間が、ジュースのカクテルを作る話
・主人公と科学仲間が、大きなシャボン玉を作る話
の3つです。
また、著作権で写真は載せられませんが、長男は実験がしたくてしたくて、『小学館の図鑑NEO[新版]科学の実験 DVDつき あそび・工作・手品』を学校の図書室で借りてきました。
その中に、層のあるジュースを作る実験が載っていました。
Dr.STONEのカクテルと、小学館の図鑑NEOの、層のあるジュースを組み合わせて、
カルピス・ジュース・炭酸水で3層になるか、実験し、まとめることにしました。
さあ、準備をして、実験スタート!!
準備物
・カルピス
・ジュース(ブドウジュースが見やすかったです)
・炭酸水
・透明のコップ
・マドラー
※記録用のカメラやメモ用紙など
①透明のコップに、順番にゆっくりと飲み物を重ねるように注ぐ。
この時、とにかくゆっくり、マドラーなどに沿わせて、少しずつ入れるのがコツです。
カルピス→ジュース→炭酸水の順に入れると、層になりました。
②では、逆はどうでしょう?
炭酸水→ジュース→カルピスの順に入れると、ジュースは炭酸水の下に潜り込み、カルピスは更にその下に潜り込みました。
長男は、砂糖の濃度で層がわかれること、濃いほど下に沈むことに気付きました。
けれど、どうしても炭酸水とジュースが少し混ざってしまいます。
③「ジュースの砂糖を増やすと層になりやすいのかなぁ!?」と考え、砂糖の量を調整すると、何もしない時よりも、層がはっきりと分かれました!
実験は大成功です!
実験は楽しいけれど、まとめるのは大変・・・!
我が家の作戦を紹介!
さて、問題はここから。
これを提出できるようにまとめなければいけません。せっかく楽しい実験をしても、そこで満足してしまうことも多いですよね。
そんな時はまとめることを細かく分けてあげましょう!
小学生(低学年は特に)で、模造紙や画用紙にいきなりまとめるのは難しいです。
・実験したいと思ったきっかけ
・方法
・予想
・実験と結果
・わかったこと
・感想
・参考にした本
など、細かく分けたものを、それぞれ別の紙に書き込んで、模造紙に貼る方法がオススメです。
大きな模造紙に書いていくのは、完成が遠すぎて子どもの集中力が続きにくいですが、少し小さめの紙に書いて貼っていくことは、「1枚できた。よし次!」と集中が続きやすいことが多いです。
(書き間違えた時の書き直しや修正もしやすいので、親も子も精神的な負担が少ないです!)
この方法で、長男も、模造紙に結果をまとめることができました!
子どもの「やってみたい」を、実行できるいい機会!
夏休みを有効活用しよう!!
子どもは、「知りたい!やってみたい!」と思うと、自分でどんどん考えて、どんどん動きます。
夏休みの宿題、「めんどくさいなぁ。やりたくないなぁ。」と思って取り組むのはもったいない!
子どもの「やってみたい!」は、案外、身近なところにありますよ!
夏休みもラストスパート!
準備が大変な実験や、危険な作業が含まれる実験をしなくても、科学は身の回りにたくさんあります!
子どもの興味を引き出して、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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