「なんで?」攻撃を受けたとき→スマホと知恵で何とか乗り切る方法!

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『なんで?』

トレーシー・コーデュロイ 作 
 ティム・ワーンズ 絵  三辺律子 訳
ブロンズ新社

子どもの「なんで?」は、成長の証

みなさん!子どもの「なんで?なんで?」の時期、経験しましたか?

子どもが3歳前後になると、「なんで?」「どうして?」と聞かれる事がかなり増えます!
『なぜなぜ期』と呼ばれる、この時期。

「そんなこと聞かれても困る!」ということや、「恥ずかしいからやめて!」(あの人、どうして○○なの?のような事を、聞こえる大きさの声で話すなど。)ということがあり、困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

『なぜなぜ期』は子どもの成長の証と言われていますが、日々、バタバタして忙しい、お父さん・お母さんには大変な時期ですよね。

魔の「なぜなぜ期」にオススメの絵本

今回紹介するのは『なんで?』です。

この本の作者、トレーシー・コーデュロイさんは、イギリス出身
『なぜなぜ期』は万国共通なのですね!

主人公の、サイのアーチーは不思議なことを見つけては、お父さんやお母さんに「なんで?」と聞きます。

アーチーが、「なんで?」に出会うたびに、家の中はぐちゃぐちゃに・・・

お父さんとお母さんは、アーチーを博物館に連れていってあげました。

子どもの「なんで?」に、上手く対応する方法!

「なんで?」と聞くことは悪い事ではありません。
世の中の不思議を考えられるほど、脳が発達してきた証拠だからです。

私は、どんなに難しい事でも、どんどん答えていました!
発達年齢的に明らかに難しい内容も、きちんと説明するかわりに、「わかった?」→「わからない!」でも、「ま、そういうこと!まだわからなくても大丈夫!」という感じで、『わかるまで説明する』ということはしていませんでした。

子どもにとって、「なんで?」と聞いたら、親が一緒に考えて答えてくれるという事が、安心感に繋がるのではないでしょうか?

また、親自身がわからないことは、インターネットで調べて答えていました。
今の時代は便利ですよね~!わからないことも、すぐに調べて答えられるので、「えっと待ってよ~。」と辞書を引っ張り出してこなくても済みます。

料理中などで、調べたりできない時は、「○○が終わったら調べるから、その時にもう一回聞いてね!お母さん、忘れると思うから!お願いね!」と言っていました。
 
自分が忘れても子どもがもう一度質問してくれたら、その時に答えられるし、子どもも忘れていたら、それはそれで仕方ないでしょう。

「子どもに覚えておいてもらう。」というのは、教員時代にも、よく使ってましたね。

子どもは、自分の興味を持った事に関しては、かなり執着して記憶しています。
先にお願いしておけば、「忘れてた!教えてくれてありがとう!それはね・・・」と、褒めた上で、説明や対応ができるので良いですよ。

博物館や科学館・・・実際に、見て、触れて体験しよう!

絵本の中で、アーチーが連れていってもらっていた、博物館。
博物館や科学館、水族館や動物園なども、「なんで?」の時期の子どもにはぴったりの施設ですね。

博物館などでは、「なんで?」が出てきたら、本物を見たり、実際に実験ができたりします。
目で見て、触れて、経験したことは、親から説明された言葉よりも『理解』に繋がります。
「百聞は一見に如かず」です!

たくさんの事を吸収できる、「なんで?」の時期。
確かにちょっとめんどうくさい時もありますが、「上手く全部に答えないと!」と思わず、子どもと一緒に「そうなんだ!」を増やしていってはいかがでしょうか。

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!

※同じ著者の「いやっ!」も紹介しています。
「イヤイヤ期」にお困りの方は、リンクをクリックしてみてね!↓