あと一か月で、学校ではマスクをつけずに生活するようになる!?急な環境の変化。子ども達への影響は?

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みなさんはどう思いますか。新年度からのマスク無し生活

文部科学省が、新年度の4月1日から、「学校でのマスクの着用を、基本的には求めないものとする。」と発表しました。

3月13日からは、マスクの着用が個人の判断に任せられるということですが、学校は混乱を防ぐために、4月1日からとするということになっています。


厚生労働省からは、保育園向けに「3月13日から、基本的にはマスクの着用は個人の判断」という通達が出されました。

しかし、年度途中ということもあり、我が子の通う園では、小学校と同じように「4月1日までは、今まで通り着用でお願いします。」というプリントが配られました。

マスクを着けなくても良いとするのは、5月8日以降、新型コロナウイルスが、季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げられることを受けての発表のようです。

もうマスクをつけての生活が当たり前になりすぎて、突然「マスク無しで」と言われても、「本当に大丈夫かな?」と不安になった人も多いのではないでしょうか。

コロナに感染すると・・・

我が家は昨年の夏ごろに、家族全員、新型コロナウイルスに感染してしまい、1週間くらい寝込みました。

感覚的には、インフルエンザとほぼ同じような症状で、「熱が出て、下がれば回復。」という感じでした。(家族の中で私だけ味覚・嗅覚障害が出ましたが・・・4日ほどで治りました。)

インフルエンザと何が違うかと聞かれると、『どんな症状・後遺症が出るかわからなくて不安』という『不安感』の部分は、インフルエンザよりも強かったです。

けれど、それもデータが増えてきて、ずいぶん緩和されてきました。

流行直後の「感染=重症化・後遺症」という状況とは、全く違っているのが現状です。

マスクを外すことの、子どもへの影響は・・・?

では、子どもにとって、「マスクをしないこと」は、どんな影響があるのでしょうか。

まずは、『コロナはこわいウイルスだから、手洗い・アルコール消毒・マスクは絶対』と教えられてきた子どもにとって、マスク無しでの生活は、丸腰で大きな敵と戦っているような気持ちになるのではないかと思います。

友達がくしゃみや咳をする事に、過敏に反応する子どもも出てくるかもしれません。

生活全てのシーンで、不安感と闘うことは、かなりのストレスになりますよね。

それを考えると、今までの『コロナウイルス=こわいウイルス』というイメージを和らげるような、働きかけが必要なのではないかと思います

もちろん、コロナウイルスに対する予防を完全にやめるのではありません。

基本的な手洗いや、消毒はこれからも必要だと思います。

新しく、咳やくしゃみのエチケットを徹底する必要もあるかもしれませんね。

表情を読み取ることが苦手になっていないかな?

次に、表情を作ったり読み取ったりすることが不得意になっている可能性も考えられます。

今まで、顔の半分は隠れている状態が当たり前だったので、歯が見えることや、大きな口を開けながら笑うことに抵抗を感じる子どももいるかもしれません。

また、顔をみられるのが恥ずかしいと感じる子どもがいるかもしれませんね。

少しずつ慣れていくしかないと思いますが、不安な気持ちが強いと、生活全体へ悪い影響が出ることも考えられます。

マスクを外すメリットとは?

ただ、悪い影響ばかりではないとも思います。

本来見えるのが当たり前の、まわりの人の表情を見ることができて、安心感が増す子どももいるでしょう。

マスクをはずすと、先生や友達の声も聞こえやすくなります。

頭痛などが出やすい子どもにとっては、マスクの負担がなくなると、集中力も上がるかもしれませんね。

それぞれの子どもに合わせて、少しずつ変化を

あと1ヶ月で、マスク無しの生活に切り替わります。

ただ、不安感がある場合は、学校の先生と相談して、時間をかけて少しずつ気持ちを整えても良いと思います。

「授業中ははずすけれど、休み時間はつけておく。」など、時間や場所に合わせて、着脱を選べるように相談しておいてもいいかもしれませんね。

1ヶ月のうちに、子どもと、「コロナウイルスについて」「マスクを着けない事への不安感の有無」を話し合っておくことをオススメしたいと思います。

不安感やストレスがあるようなら、事前に学校に相談しておきましょう!

子どもが、新しい生活に慣れて、自然と「もうマスクは要らないかな!」と言えるようになるまで、大人の都合で無理強いをしないようにしたいですね。

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