「私、子育てに向いてないかも?」なんて思わないで!『理想の母親像』より『自分らしい母親』に!家族に頼るのは「悪い事」ではない!

子育て/子育ての悩みに答えます////////////////////
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わたし、子育てに向いていないかも?

ネットニュースで「自分は子育てに向いていないかもしれない」と、半数以上の母親が「感じた事がある」と答えた事が記事になっていました。

子どもにイライラしてしまったり、自分を優先したりしてしまうことから、罪悪感を感じて、「向いていない」と思うそうです。

私は、こうして子育てについての記事を書いているので「子育てに向いている、しっかり子育てしている」と思われるかもしれません。

しかし、仕事をしながら、子ども優先の「母親」をするのは難しく、仕事と子育ての両立に限界を感じて仕事を辞めてしまいました。

仕事もして、子育てもして、家事もして、それだけバタバタと忙しいのに「怒ってはいけない」「子どもを優先しないといけない」と考えていたら、母親は「自分らしい自分でいる時間」がありませんよね。

怒ることにもエネルギーを使います。

子どもを優先すると、自分のことはどんどん後回しになります。

睡眠時間すら、思うようにとれません。

そんな状態で、それでも仕事を続けられている人を、心の底から尊敬します。

本当に毎日、お疲れさまです。

イライラしたくないのに、イライラしてしまう自分

私も仕事をしている時は、「家にいる時間くらいは、母親らしいことをしてあげたい!」と必死でした。

自分のことは後回し。髪を乾かさずに寒い部屋で寝かしつけて、風邪を引いたこともあります。

そんな状態なのに、「永遠に続くのでは?」と思うような、おままごとの相手やミニカー遊びに付き合うのが、私は苦痛でした。

子どもの相手よりも自分を優先してしまう。当然だと思います。

そのころの私は、「家事も育児も自分の仕事!」と思って、常にフルパワーで向き合っていました。

だからこそ、ボーッとして動いてくれない子どもたちにイライラしたり、主人に「手伝って!」と言っておいて「やっぱり自分でやった方がはやい!」と、結局自分でやって「手伝ってくれなかった!」と怒ったり。

そんな事もありました。

けれど、主人に

一人でしようとしてイライラするくらいなら、みんなでやって時間もできて、笑って過ごす方がいい!

と言われて、考え方が変わってきました。

『子どもたちには、的確に伝える(いつまでにこれをしてね!)』

『主人に任せたことは、任せきる』

そうして負担を分けることで、イライラすることが減りました。

家族で協力して、自分を労わって!

仕事を辞めてからは、時間のある私が、ほぼ育児と家事をしています。

しかしたまに、平日、家にいても、手が回らない急な用事などが入った時には、家族みんなで協力しています。

また、土日の晩御飯など、「疲れて作れないからお願い!!」と主人に任せることもあります。

そして、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

そうしてできた時間で

「手伝ってくれたから時間ができたよ!10分一緒におままごとしよう!その後はちょっと休憩でコーヒーを飲ませてね!」

など、時間を区切って遊ぶようにすると、気持ちの負担が減り、おままごとでもミニカー遊びでもできるようになりました。

また、「絵本を読もう!」と言うと、子どもたちはノリノリで本を選びに行きます。

「一冊ね~。」など、区切りをつけやすいです。

我が家はこんなふうに過ごすようになりました。

ここまでくるのに、8年かかりました。

ゆっくり『自分らしい母親像』を作っていこう!

みんな、子どもが生まれる前や、生まれてすぐは『理想の母親像』があって当たり前です。

けれど、昔と違って、核家族が増え、子育てを手伝ってくれる人が近くにいないし、ゲームなどの刺激の強い娯楽もあるし、仕事もあるし、『理想の母親像』をするには、環境が厳しすぎます。

そんな中、一生懸命、子育てをしている人が「子育てに向いていない」とは思いません。

頼れる時は人に頼って、子どもの遊び相手は時間を区切って。そして、自分らしくいる時間を作ってください。

子どもにとっては、お手伝いも、一人遊びも必要な時間です!

そうして自分らしくいる時間作りができたら、その時間を自分のためにも、家族のためにも使えるといいですね!

今の時代のお母さん(もちろんお父さんも)には『自分らしい母親(父親)像』を作って欲しいです。