育児や人間関係の悩み。SNSでのいじめや誹謗・中傷の問題。今、問われる「こころのあり方」について。絵本で優しい時間を過ごそう。

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『こころの絵本』

なかえよしを 著  上野紀子 著
ポプラ社

忙しい日々に。絵本で優しい時間を過ごしませんか。

みなさんは、育児や家事、仕事、人間関係に疲れ、心がガサガサした時に、どうしていますか?

私も2児の母なので、疲れるてしまうことがあります。

忙しい日が続いて、心が息切れしそうになる時、私は図書館へ行きます。

根っからの本好きなんだと思います。

「少し休憩」って喫茶店に行ったり「気分転換だぁ!」って居酒屋へ行ったりするよりも、図書館が好きなのです。

図書館へ行くと、時間がゆっくり流れて、自分の気持ちや考えを「目についた本」が代弁してくれているような気持ちになります。

特に絵本は、内容とタイトルが一致しているものが多くて、気になったものを読んでみると、「あぁ。今の私に必要なのは、こういう気持ち!」と、心に薬やサプリメントをもらっているような感じがします。


優しい気持ちになる絵本は、忙しくてガサガサした心の薬に。

ワクワクするような絵本は、単調だけどバタバタしている日常へのサプリメントに。

絵本の持つ力は、子どもだけでなく、大人にも優しく浸透していきます。

絵本は、すぐに読みおわるのも良いところです。

すぐに読めるのに、言葉が厳選されていて、一言一言を噛みしめると深い味わいが出てくるのです。

そんな、忙しい日々に沁みる絵本を紹介したいと思います。

育児や仕事で忙しい、みなさんにもオススメしたい絵本です。

『こころの絵本』を読んで、「私の心」に気づく。

今回紹介するのは『こころの絵本』です。

この絵本を読むと、こころは目には見えないけれど

とても大切だということを改めて感じられます。

こころは、言葉や行動にあらわれること。

こころは、想像し、考え、おもいやること。

こころは、どこまでもひろがって、自由なこと。

そんな、「こころ」について考えられる一冊です。

外と繋がりたい気持ち。

コロナ禍で、なかなか人と会いにくい状態が続いています。

流行の始めの頃は、親や親戚にも会いづらく、友達などは全く会えませんでした。

ウイルスが弱毒化してきた今でも、「感染者が増えてきた」といわれると、自粛する傾向にあります。

特に、家族に重症化リスクの高い人がいると、不安ですよね。

そんな時に活躍するのがSNSです。

不特定多数へメッセージを開示するものや、特定の人とやり取りするもの、様々なSNSがあります。

SNSでの発信は、簡単だからこそ注意が必要です。

SNSは人と繋がっているという感覚を得られます。

しかし、顔を出さなくても利用できる点で、人に悪口を言うコメントへ同調したり、自らが率先してそういったコメントをすることも簡単にできてしまいます。

実際に出会って面と向かって発した言葉は、「私が言った言葉」として相手に伝わります。

しかし、匿名で利用しているSNSで文章になった言葉は、匿名であるがゆえに、どこか「私の言葉」と考えにくいのかもしれません。

私は「よりみちいっこ」として活動していますが、一つ一つの記事は何度も推敲して発信するようにしています。

たくさんの人に見てもらう「発信者」として、誰かを傷つけるようなことをしたくないからです。

インターネットは便利です。

スマートフォンが普及して、まわりから見えない自分だけの機器で世界と繋がることができるようになりました。

だからこそ、ネットいじめ、匿名での誹謗・中傷などの問題が出てきています。

「個人の常識やモラル=心のありかた」が問われています。

小学校高学年~大人まで。
優しく寄り添ってくれる絵本を読んで、幸せな時間を。

この『こころの絵本』を読んで、改めて、人のこころは目には見えないけれど、その人の言葉や行動、表情などに出てくるものだと感じました。

「なんだか子どもの心がガサガサしているなぁ。」そんな時に、薬になってくれるような一冊です。

また、特に問題があるわけではないけれど、「いつも忙しくて、ゆっくり過ごせていないなぁ。」という時には、サプリメントのように、心の栄養になってくれるでしょう。

小学校高学年や中学生、高校生の子どもで「もう読み聞かせなんて・・・」という場合には、ぜひ、手渡してオススメしてみてください。

親も子どもも、皆が穏やかで暖かい心で過ごせますように!

絵本を通して、子どもと学ぼう!