私が子どもと料理をする理由とは!?
「子どもと一緒に作ってみました」と絵本の紹介でも書いたことがあるように、私はよく我が子と料理をします。 ↓その時の記事リンクは下にあります。↓
それには大きく3つの理由があります。
今回は、子どもと一緒に料理をする事のメリットを紹介します!
数学感覚を身につけよう!!
メリット1・・・数学的な感覚が、自然と身に付く。
メリットの1つ目は、『数学的な感覚が自然と身に付く』です。
料理には、大さじ・小さじ、○ml、○gなど、かさや重さの単位がたくさん出てきます。
それが○人分だから・・・と考える時は、たし算、かけ算、割り算などを使います。
数だけでは身に付きにくい、『量感』も、自然と身に付きます。(量感というのは、「これくらい水を入れたら1カップ(200ミリリットル)だなぁ」など、おおよその量がわかる感覚のことを言います。)
料理と数学は切っても切れない関係なのです。
自立の手助け!
メリット2・・・自立の手助け。
メリットの2つ目は、『自立の手助け』です。
人間が健康的に生活する為には、衣食住が必要です。
今は、コンビニやスーパーでお惣菜を買えるし、外食のお店もあります。
また、色々なサービスや家電があり、『食事を得る』ということが簡単になりました。
これだけ便利だと、確かに、毎日、外食や弁当でも生きていく事はできます。
けれど、自分で作る力があれば、節約もできるし、栄養素をまんべんなく得る為の工夫をする事もできます。
子どもが自立したときに、包丁の扱いや、味付けの基本など、知らないよりは知っている方が良いかなと思っています。
また、毎日、献立を考えたり、時間が無い中で料理をしたりする大変さを知っておくべきだと思います。
そして、いつか家庭を持った時、『自分ができる時は、主体的にご飯作りをする人』になって欲しいと思ったのです。
子どもが料理を手伝った時には、「ありがとう」や「上手!」など、ポジティブな言葉を自然とかけられるのも良いところです。
我が家の味=思い出の鍵!!
メリット3・・・思い出作り。
メリットの3つ目は、思い出作りです。
私は、祖母とよく晩御飯作りをしていました。
母が会社で勤めている時間は、祖父母の家で過ごしていたからです。
祖母は、料理が得意な人で、どの料理も美味しくて大好きでした。
その姿を見てきたからか、母も料理が得意です。
母が祖母の味付けを覚えていて、祖母が亡くなってからは、母に分量を聞いて、その味を再現しています。
祖母のレシピで作るご飯を食べると、子どもの頃の光景や楽しかった事を思い出します。
味は、それが引き金となって、当時の光景が浮かびます。
それが、一緒に過ごした幸せな記憶だと嬉しいですよね。
我が子にも、そんな日常の当たり前だけど幸せな時間を覚えていて欲しいし、自分も、子どもと作った事を覚えていたいなと思っています。
ゆっくり時間が取れそうな、休日に、是非!!
毎日の生活で、晩御飯を作るのも面倒なのに、子どもと一緒に作るなんて!と思う方もいるかもしれませんね。
ずっとずっと一緒にしなくても良いのです。
ポテトサラダのじゃがいもを潰すとか、味噌汁の味噌を溶かすなど、一部でもできたら、子どもにとってはお手伝いです。
「一緒に作った!上手にできた!みんなが美味しいって食べてくれた!」そんな気持ちを味わわせてあげる為にも、子どもと一緒に料理をする時間をとってみてください。
完成品を食べる時には、良い笑顔が見られると思いますよ!