日本語って難しい!「よっつ=4」なのに「ようか=8」!?国語にも役立つ、かぞえうたの絵本で、楽しみながら数え方を覚えよう!

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『こねこのきょうだいかぞえうた おふろ』

石津ちひろ  文
石黒亜矢子  絵
BL出版

「数」「いくつ」「日付」

小学校1年生の算数では、「1、2、3、4・・・」を。

国語では、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・」
「ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか、なのか、ようか、ここのか、とおか、はつか」の言い方を習います。

授業をしていると、1年生でも、「いち・ひとつ・ついたち」が全て「1」を使って表されているということを知らずに大きくなっている子どもが、意外と多くて驚きます。

「なな・しち」→7

「なな」と「しち」なんて、ぜんぜん違うのに、同じ7を表しているし、

「ようか(8日)」なんて、4「よん」の方が、音が近いから、4日なのか8日なのか、混乱してしまっている子どもも多いです。

そこに更に「はつか」があるのだから、もう大変です。

「ようか=4日」「はつか=8日」と勘違いしている子どもがたくさんいました。

日本語の「数え方」は難しい!!

子どもに「10まで数を数えてみて」と言うと、
「いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお、ろーく、しーち、はーち、きゅーう、じゅう!」と数える事が多いです。

やはり、ベーシックなのは、「いち、に、さん、し・・・」ですね。

けれど、それ以外にも「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・」や

「ひ、ふ、み、よ・・・」など、色々な数の数え方や言い方があります。

日本語の数の数え方は、たくさんあって、ややこしいですよね!

リズミカルな「かぞえうた絵本」で、楽しく覚えよう!

色々な数えかたのうちの、「ひとつ、ふたつ・・・」を覚えるのにぴったりな、かわいい絵本を紹介します!

今回、紹介するのは『こねこのきょうだいかぞえうた おふろ』です。

かぞえうたが載っている絵本はたくさんあるのですが、この絵本は、ストーリーがあって、かわいいです。

たくさん遊んだのでしょう、汗をかいた、3人兄弟の子猫たち。

おふろに入りながら、かぞえうた。

「ひとつ ひょいひょい ふく ぬいで」

リズミカルで何度も読みたくなる絵本です。

小さい子には、絵本の力を借りよう!

普段、就学前の子どもの生活では、「いち、に、さん・・・」と数えれたら充分です。

なので、「ひとつ、ふたつ・・・」と数える機会はあまり無いかもしれませんね。

そんな時こそ絵本を使って、普段、あまり触れない言い方や数え方などに触れておくのはいかがでしょうか。

何度も繰り返し読みたくなる、リズムとかわいい子猫のイラストで、楽しんでいるうちに、「数え方」を覚えられると思います!

小学校で慌てなくても済むように、楽しみながら学んでおくといいですよ!

絵本を通して、子どもと学ぼう!