小学1年生!初めての家庭訪問!先生と何を話せばいいの?元教師が教える「家庭訪問で先生と話しておくべきポイント!」

子育て/子育ての悩みに答えます////////////////////
  1. ホーム
  2. 子育て
  3. 小学1年生!初めての家庭訪問!先生と何を話せばいいの?元教師が教える「家庭訪問で先生と話しておくべきポイント!」

イマドキの家庭訪問!
自分の子どもの頃のイメージとは全然違っている!

新年度が始まって、そろそろ家庭訪問の頃ではないかと思います。

新型コロナウイルスの流行で、家庭訪問もずいぶん昔と変わりましたね。

昔の家庭訪問と言えば、先生が家にあがり、応接室などで話をして、お茶を飲んで、お茶菓子を食べて、子どもの部屋を見て帰る・・・というような、準備や片付けが大変なイベントだったようです。

私が教師になりたての頃にも、まだそういった家庭がちらほら残っていました。

しかし、保護者にとっても教師にとっても家庭訪問の負担が大きく、今の家庭の実態と合わなくなってきて、

『玄関前で短時間』
『お茶などは遠慮する』

というようになりました。


そこにコロナウイルスが流行し、家庭訪問自体、『希望制』になっている学校もあります。

※家庭訪問をしなくなっている学校や自治体もあるようです。
 その場合は、個人懇談や教育相談などに置き換えて読んでみてくださいね!

今回は、

『希望制』家庭訪問、希望した方がいいの?

・家庭訪問では、先生と何を話せばいいの?


という疑問に答えたいと思います。

『希望制』家庭訪問!仕事もあるけど・・・希望した方がいいの?

まず、『希望制』家庭訪問、希望した方がいいのかについてですが、私は「基本的には希望した方が安心」だと思います。

体調や体質などで、先生にケアしてもらうような事がある場合は、絶対に家庭訪問を希望しましょう。

例えば、

「アレルギーがある」
「アトピーなどで薬を持っていっている」
「喘息が出やすい」
「視力が悪いので席を前の方にして欲しい」


などは、家庭訪問で先生に詳しく症状を伝えておいてください。

4月の初めは、先生も、子どもの名前と顔を一致させようとしていますが、まだ「どの子に注意が必要なのか」、「どれくらいのケアが必要なのか」は掴みきれていないことがあります。

「アナフィラキシーを起こすような、重度のアレルギー症状を起こしたことがある」というような子どもは、引き継ぎや事前の顔合わせなどで、情報を共有しています。

しかし、「動物に触ると痒くなります」のようなアレルギーは、うまく引き継ぎできていない場合もあります。

家庭訪問で、保護者の人としっかり話をして、集団の中でどのくらい気をつけていないとダメなのかがわかる事があるので、体質・体調などで不安がある場合は、先生としっかり話をしておいてください。

家庭訪問を希望しない場合は、年度の初めに配られる、子どもの実態調査のようなプリントにできるだけ詳しく書いておくことをオススメします。

家庭訪問を希望したけど・・・何を話せばいいの??

次に、「家庭訪問で何を話せば良いか」ですが、上にも書いた通り、体質・体調で心配な事は、必ず伝えておいて欲しいと思います。

先生は、新年度が始まってからの何週間かで掴んだ、子どもの様子を話してくれると思います。

教師が保護者と情報を共有しておきたいのは『学習面・生活面・友達関係・体調面』の4点です。

何か気になる事があれば、遠慮せずに伝えておくと安心です。

例えば、生活面で不安なこと(トイレをガマンしがち・食べるのが遅い・着替えに時間がかかる)など、「わざわざ言わなくてもいいかなぁ?」と感じる事でも、教師としては、「聞いていたら声かけできる」ということもあります。

先生の耳にいれておきましょう。

子どものことを先生に知ってもらって、
協力して子どもを育てていこう!!

先生と個別に顔を合わせることができる『家庭訪問』

教師としては、8割『褒める』2割『心配なことを情報共有する』という気持ちでいます。

「どんなことを言われるのだろう・・・。」と不安な気持ちにならなくても大丈夫ですよ!

担任の先生は、1年間、子どもを一緒に成長させてくれるパートナーのような存在です。

子どもの気になるところを伝えて、早く先生に知ってもらって、学校でも家庭でも、一緒に子どもを支えていける環境を作っていきましょう❗

小学校生活で感じる疑問に答えますシリーズ!↓