たべるってたのしい!しちふくじんのかみかみレストラン
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柳沢幸江 監修
少年写真新聞社
子どもたちの嚙む力が弱くなっている!!
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今の子どもたちは噛む力が弱いと言われています。
フワフワのパン、肉汁がとろけ出すハンバーグ、フライドポテトに、デザートのアイスクリーム!
子どもが好きなものは、柔らかいものが多いですよね!
しかし、そういうものばかり食べていると噛む力が弱くなってしまいます。
噛む力が弱くなることには、大きなデメリットがたくさんあります。
・唾液が出にくく、消化吸収が悪い
・歯並びが悪くなる
・たくさん食べても満腹感を感じにくいので、太りやすい
・噛む力が弱いので、口が開いたままになる
このような状態を防ぐためにも、子どもの発達に合わせた硬さの食べ物を食べさせてあげたいですね。
そんな、柔らかい食べ物が好きな子どもに噛むことを促せる絵本を紹介します。
『しちふくじんのかみかみレストラン』です。
以前に紹介した『たべるってたのしい! まいにちつかう はしってすごい!』と同じ『たべるのってたのしい!』のシリーズの一冊です。
柔らかい食べ物が大好きな、やわちゃん。
そんなやわちゃんの前に、かむかむレストランの船に乗った七福神が現れます。
たくさん噛むメニューを食べたら、ポイントをもらえて、ポイントがたまったら宝物をくれるというのです!
やわちゃんはどんな宝物をもらったのでしょうか?
たくさん噛んで食べる大切さを感じられる絵本です。
給食でも!!かむかむメニューで、噛む力アップ!!
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地域によりますが、給食では『かむかむ(カミカミ)メニュー』が出ることがあります。
・ゴボウ
・ナッツ
・レンコン
・煮干し
・切り干し大根
・こんにゃく
・タコ
など、よく噛むとより味が出てきて、美味しく感じるものが使われています。
カリカリサクサクとした食感が楽しく、子どもたちは、自然といつもよりたくさん噛んで食べています。
『噛むレシピ』『よく噛むレシピ』などで検索すると、たくさんのアイデアメニューレシピが出てきます。
私もよく参考にしています。
特に、ゴボウなどの根菜は、保存がきくので、経済的にも、噛む力アップにもオススメです!
ご飯で「噛む力アップメニュー」を考えるのが難しい時は
おやつを工夫しよう!
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毎日、噛むことを意識して、ご飯を作るのは難しいと思います。
私もついつい、子どもがよく食べてくれる、柔らかいメニューを用意してしまいます。
その分、おやつはよく噛めるものをと思って、スルメやアーモンドフィッシュなどを購入するなどの工夫をしています。
もちろん、そればかりになっても良くないのでバランスが大切です。
(スルメは食べ過ぎるとお腹が緩くなる事があります。塩分過剰にもなりやすいです。)
栄養という点だけでなく、『噛む』ということに焦点をおいて、メニューを考えてみる日があっても良いかもしれませんね!
普段のメニューでも、よく噛んで食べるように意識してみて欲しいと思います!
絵本を読んで、たくさん噛んで、いつまでも健康で過ごせる体を作っていきましょう!
絵本を通して、子どもと学ぼう!
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