学級という小さな社会で、係活動は「仕事」!
学期末に持って帰ってくる成績表の、特別活動の欄に係活動の名前が書いてありますよね。
係活動というのは、学級という小さな「社会」の中で、自分の得意な事を活かして行う『仕事』です。
大人になったときに社会の一員として働く練習をしていると言えます。
また、5・6年生くらいになると始まる、委員会活動も、『仕事』の練習です。
学級という小さな社会から、少し大きな「学校」という社会へ。
学年が上がり、学校全体に関わる事に取り組みます。
係活動・委員会活動で子どもの自主性が育つ!
係活動や委員会活動に力を入れているクラス・学校は、子どもの自主性が育ちます。
係も委員会も、自分で考えて「これをしてみよう!」と決めてやってみるのと、先生から言われたから「はいはい。」と、言われたことをするのでは同じことをしていても、得られる達成感ややりがいが全然違います。
仕事でも同じですよね。
やらされている仕事と、やりたい仕事。
自分の力を発揮してやりたい仕事をする方が、自分らしく生き生きと取り組めると思います。
「やらされている」「やらないと仕方ない」仕事の中にも、何か目標や楽しみ・自分にメリットになることがあると頑張れますよね!
目標を持って活動しよう!
だいたいどのクラスも、新学期が始まって最初の3日以内には係を決めると思います。
何係になったのかということに加えて、その係で「どんなことを頑張るのか」や「どんなことをすると、みんなの役に立つのか」ということを聞いてみてください。
係や委員会は、仕事の練習だということを伝えると、子どもも意識して活動に取り組むことができるようになると思います。
係活動で、みんなの役に立つ喜びを感じられると良いですね!