遊ぶだけで終わらない!科学館を楽しむための声掛けと、家で簡単にできる好奇心の育て方!!(3年生で6年生の理科をこっそり楽しむ我が子に育つまで・・・)

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なぜ我が子は科学館が好きなのか考えてみた。

三年生の長男と5歳の次男。

二人とも科学館が大好きです。


入館料が無料の常設展示のみの小さな科学館でも、片っ端から展示物を読んで、触って、体験して、考えて・・・と、色々やっていると、半日くらいあっという間、大きな施設だと1日中遊んでいます。

なぜこんなにも科学館が好きになったのかと考えてみました。

理由①面白いだけで終わらせない

科学館には、触って面白い仕掛けがたくさんあります。

レバーを動かしてみたり、ヒモを引っ張ってみたり。

それで、「装置が動いて楽しい!!」と、ここで終わってしまって、次の装置に走って行ってしまう子どもも多いと思います。

我が子も初めはそうでした。

ただ、「せっかく理科の教科書などに出てくる実験を準備ゼロで体験できるんだから、その仕組みを知れた方が良くない?」と、展示物を一緒に読んで考えるようにしました。

例えば、定滑車と動滑車。

子どもに説明するのは難しいですよね。

だけど、科学館の展示物は、子どもにわかるように解説してくれているのです!

そのための展示物なので。

読めない子どもには読んであげます。

わかってなくても聞かせておきます。

すると、「何か難しいけど、同じ重さを持ち上げるのにも、ロープと車輪みたいなのの使い方で、重さの感じかたが違うんだな」と、体験と解説を結び付けて理解します。

体験したことを忘れていても、学校で習った時に「どこかの科学館で遊んだ時にあったな!」と思い出すだけで、学習に興味が持てます。

他の科学館で同じ展示物があれば、「あの時にもやったな!」と思い出します。

体験が学習に繋がるとわかっているからこそ、「楽しみながら物事を考えるという活動」を自然とするようになってきたんだと思います。

理由②日常生活の中の科学を感じる声かけ

子どもがハサミを使う時、「手を切らないようにね!」などの声をかけることが多いと思います。

特に、硬いものを切る時はドキドキしますよね。

そんな時に、実験をさせます。

ハサミの刃の根元(留め具に近い方)で切るのと、先の方で切るのと、どっちが楽に切れるかやってみるのです。

実際にやってみると、刃の根元で切る方が楽に切れる事を体験できます。

この時に、わからなくても忘れてもいいから、「てこの原理」という言葉をしれっと伝えておきます。

そうすると、実際に体験したことと「てこの原理」という言葉の結びつけができます。

忘れていても、授業で出てきた時に「そういえばハサミ使った時に聞いたな」と思い出してくれたら大成功です!

科学館で、てこの原理という言葉を見たときに、「ハサミだけじゃないんだ!」と考えられたら花丸です。


日常で、そんな言葉かけをしていると、「そういえば!」の積み重ねで科学が好きになったように思います。

理由③科学っぽいおもちゃを楽しむ

この間、アイスクリームを作るおもちゃをもらいました。

容器に牛乳と練乳を入れて、まわりに氷と塩と水を入れて、とにかく振る!!すると、容器の中の牛乳と練乳が凍ってアイスになっているというおもちゃです。

氷だけでも冷たいけれど、塩を入れることで、牛乳が固まるほど冷たくなる事を体験しました。

おもちゃの中にも、科学の原理を使うものがたくさんあります。

我が家には顕微鏡や望遠鏡、プラネタリウムの機械などがあります。

また、いつでも手作りしたり実験したりできるように、工作の材料になりそうなものは保管してあります。

磁石やゴム、空気を使ったものは特に作りやすいので、よく工作しています。

ハンガーにゴムをかけて弓矢を作ったり、ダンボールに穴をあけて空気鉄砲を作ったり。

既製品だけでなく、自分で考えて作ってみたもので遊ぶ事にも、自然と学びが入っています。

また、科学館では、無料でイベントを開催している事があります。

身近なもので楽しく実験をするという体験をすると、家でも「袋二枚ちょうだい!」「セロハンテープじゃ上手くいかなかったからガムテープ使いたい!」など、「試行錯誤しながら実験をする楽しさ=科学」を楽しむ事ができるようになりました。

そんなこんなで、理科が好き。

余談ですが、長男が3年生になって、「お母さん。理科室の掃除担当になったよ!」と大喜びで帰ってきました。

理科室の黒板に、4~6年生の授業内容が残っていることが多く、それを読むのが楽しくて仕方ないそうです。

なぜ、その実験をするのか。実験で何を知ることができるのか。と考えながら黒板消しの掃除をすると言っていました。

知的好奇心は、すべての学習の源!

私たちの身の回りには科学が溢れています。

わかりにくい・難しいと感じる科学を子どもにもわかるように解説してくれる科学館。

科学館で体験したことは、必ず日常生活にも学習にも役立ちます。

科学館を親子で一緒に楽しめるといいですね!

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