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  3. 絵本を読んで、子どもと一緒に「重力」や「宇宙」について考えてみよう!

『重力って・・・・・・・』

ジェイソン・チン 作  竹内薫 訳
偕成社

果てしない空を眺めて・・・。

長男が3歳の頃、宇宙に興味をもちました。

惑星が好きで、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星のそれぞれの特徴や、その衛星など、たくさんの情報を調べ、知識を吸収していきました

2歳頃から、キッズプラネタリウムを見に、市内の文化センターに行ったり、家で天井に映せるプラネタリウムを見たりしていたので、星に興味を持つ土台はあったのかもしれません。

国際宇宙ステーション(ISS)の中で、宇宙飛行士の人がフワフワと浮かびながら過ごす様子を、ニュースやインターネットで見た時には、目をキラキラさせていました。

そして、ISSが上空を通過するのを、庭に出て眺めているような子どもでした。

重力って何だろう?説明は難しいけれど、とっても身近!

今回はこの本を紹介します!

『重力って・・・・・・』

重力は、いろんなものを地球に落としちゃう。

けれど、重力がないと、みーんな、ういてっちゃう!

この世界の全てのものにはたらいている、重力について、小さい子どもにもわかりやすく描かれています。

「科学の基本となる不思議な力=重力」を小さい頃から楽しみながら学べる、科学絵本です。

空想の世界だけど、とっても素敵!

長男が宇宙にハマった時、「ぼくは将来、地球上にいても重力がなくなってフワフワとんだりできる装置を作りたい!」と言っていました。

「何に使うの?」と聞いたら

「その装置の中で、宇宙を体験するんだよ!浮いたり、丸くなった水を食べたりする!」

「絶対に、人気のアトラクションになると思う!」
と返ってきました。

宇宙に行かなくても、あの無重力を楽しめるアトラクション・・・!!!

私はそんなSFみたいな夢を聞くのが楽しくて好きでした。

宇宙で遊べるアプリを見つけて・・・。

そんな長男が7歳になった、今年の誕生日の頃、あるYouTuberが紹介していた、「宇宙を箱庭のようにして遊ぶ『Universe Sandbox』というアプリを、どうしてもやってみたい」と言いました。

有料で4000円くらいするのですが、「誕生日プレゼントはそれで!」と言うので、パソコンにダウンロードしてやると、夢中で遊びました。

地球をもう一つ追加するとどうなるかなぁ?

小惑星を地球にぶつけると、他の惑星にも影響が出るのかなぁ?

太陽が二つあると、太陽系の惑星たちはどう動くんだろう?

本当に、箱庭のように、宇宙の星を自由に動かし、惑星や衛星が互いにどのように影響しあっているのかを調べられるのが楽しいようです。


星を置く位置やその大きさで、星と星が引き合う力のバランスが崩れ、惑星なのに宇宙の彼方にとんでいってしまったり、太陽のような恒星と近づきすぎて燃えてしまったりします。


そう考えると、今、この位置にこの大きさで地球があること、太陽系がバランスを保っていることは、奇跡の産物なのだなぁと感じます。

宇宙や地球について考えられると、科学がもっと楽しくなる!

もし、子どもが宇宙に興味を持っているなら、『Universe Sandbox』お金はかかりますが、面白いので、やってみてください!

そして、ぜひ、宇宙についての絵本や図鑑を与えてみてください!

もっと科学が大好きな子に成長してくれると思います。

まだ宇宙に興味がないという子も、冬休み、家族でプラネタリウムや科学館に行ってみてください。

宇宙の壮大さ、美しさに、引き込まれるのではないでしょうか!

そんな、大きな世界を考えるきっかけになる絵本。

『重力って・・・・・・・』

ぜひ、子どもと一緒に読んでみてください!

絵本を通して、子どもと学ぼう!

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