幸せの音は日常の中に。 楽しく親子で料理をすると、お手伝いが大好きな子どもに!!

子どもと遊ぼう/絵本だな///////////////
  1. ホーム
  2. 子どもと遊ぼう
  3. 幸せの音は日常の中に。 楽しく親子で料理をすると、お手伝いが大好きな子どもに!!

『じゅう じゅう じゅう』

こどものとも012 あずみ虫さく 福音館書店

料理って魔法みたい。子どもは、大人が料理をする姿に、興味津々!

私が子どもの頃、母が仕事をしていて、日中、祖母の家で過ごしていた時がありました。
おばあちゃんは料理上手で、色々なものを自分で作っていました。

庭の畑でとれた野菜を料理したり、梅干しや梅酒を作ったり、漬物をつけたり・・・
干しエビなどを使って、そうめんのつゆまで、手作りしていました。

そんなおばあちゃんから、料理の手伝いをしてみないかと誘われて、包丁を初めて持った時のドキドキは今でも覚えています

それから何十年。母になった私は、息子と料理をするのが大好きになりました。

子どもたちも、フライパンが「じゅう じゅう じゅう」と鳴り出すと、今日の晩御飯は何かな~と覗きにきます。

子どもに料理する姿を見せてあげよう

この絵本は、0、1、2歳向け。
色々な食材を、フライパンで、
「じゅう じゅう じゅう」とやいていきます。

みなさんは、料理している手元を、子どもに見せてあげることはありますか。

フライパンの中で、卵の色が変わったり、
「とろ とろ とろ」と流し入れた液体が、ホットケーキになったり。

子どもにとって、料理は、不思議がいっぱい。

対面式のキッチンでは、手元が見えないようにしてあって、なかなか小さい子どもに料理している様子を見せることは無いかもしれませんね。

この絵本を読んだ後、ぜひ、料理をしているところを見せてあげましょう。

「じゅう じゅう じゅう」の音。
普段キッチンから聞こえてくる音。

何が鳴っているのか
食材がどう変化するのか

必死に見ている我が子に気づくのではないかと思います。

もちろん、安全には十分に気を付けて、手の届かないところから見せたり、事前に注意を伝えたりしておいてくださいね。

「料理って楽しい」と感じてくれたらいいな。

少し大きくなったら、子どもと一緒に料理するのも楽しいですよ。

3歳の息子は1歳半の時から「料理のお手伝いしてね~」と、包丁を持たせていました。(といっても、1人でではなく、子どもが包丁を握った手の上から、完全に包むように私がカバーして包丁を握るという形ですが。左手も同じように、包んで添えていました。)

危ないから遠ざけるのではなく、危ないものを正しく使う方法を教えることこそ、子どもが自分の力で生きていく為に必要です。そして、子どもの興味を広げましょう。

同じように小さい頃から包丁を持たせていた、7歳になった長男は、1人で野菜を切って味噌汁を作ってくれます。

もちろん隣で見守っていますが、本人が安全に気をつけてしっかりと取り組んでくれます。

危ないからと遠ざけるだけでは、本当に使う必要が出てきた時に、どうすればいいのか困ってしまいますよね。

じゅう じゅう じゅう
この音が引き出す興味を、是非、子どもの年齢に合わせて一緒に楽しんでください。

絵本を通して子どもと遊ぼう!

「お手伝い」に関する記事はこちらも!↓