先に知っておくと「見たことある!」で、興味津々!!
どこかに出かけるとき、子どもには行き先を伝えますか?
子どもが小学校の中学年・高学年になってくると、学べる観光地へ行くことが増えるのではないでしょうか。
日本には世界遺産(文化遺産や自然遺産)をはじめ、たくさんの寺や神社、城跡など、歴史を学べる観光地があります。
各都道府県には、その地域ならではの暮らしや文化を伝える、博物館や歴史館もありますよね!
そういう観光施設に行く場合、小学校では、事前学習をします。
私は、そのときのクセで、家族で子どもと出かける前に、一緒に事前学習をします。
難しい内容・・・。わかるかな・・・?
今回、奈良へ行く機会がありました。
東大寺の大仏を見たり、奈良公園で鹿に餌やりをしたり、平城宮跡へ行って、当時の暮らしを学んだりしました。
ただ、長男は7歳。次男はまだ3歳です。
難しくてわからないし、資料館でうるさくしないかな・・・。
二人が、熱心に資料を見るように、興味をもたせてから行こう!
と、作戦を立てました。
図鑑を使って調べてみよう!
そこで、事前学習です!
「事前学習」というと難しく感じると思いますが、「事前に興味があるものを見つけておこう!作戦」です。
『講談社の動く図鑑MOVE』がお気に入りの我が子たち。
誕生日プレゼントやサンタさんへのお願いで、色々なテーマの図鑑が揃っています。
その中の『世界遺産』で、奈良の大仏や奈良時代の事について調べました!
今のくらしと比べてみると、興味がわきやすい。
・疫病や飢饉が流行ったから、それを鎮めるために作られたこと
(疫病は今の時代、とてもイメージしやすいですよね。
コロナ禍で行動を制限された子どもたちにとって、疫病を鎮めたいという願いはとても身近だったようです。)
・15メートルもあること
(15メートルは、思っていたよりもずっと大きかったと言っていました。)
・金剛力士像に守られていること
(「本当に口が「あ」の人と「うん」の人がいる!」と、じっくり見ることができました)
平城宮跡や朱雀門の資料館では、当時の暮らしを学べるコーナーがありました。
MOVEで、奈良時代の人々は、大便の後、木切れでお尻を拭いていたという情報を見て大笑いしていた二人は、その出土した木切れを「絶対に見る!!」と意気込んで行きました。
そして、資料館で本物を見た時には、ただの木切れなのに「本当にあった!!」「トゲが刺さりそう!」と、今(トイレットペーパー)との違いに驚き、資料を必死で見ていました。
おでかけの前には、ぜひ、事前学習を!
まだ難しいと思っていても、自分の生活と結びつけたり、比べたりすると興味が出てきます。
全く知らないものを見るよりも、知っているものや興味のあるものを見る方が、子どもはたくさんの事を学びますよ!
暖かくなり、出かける事が増えてくる時期です。
おでかけの前に、ぜひ、『事前学習=事前に興味があるものを見つけておこう!作戦』をしてみてください!
おでかけの時の学習に関してはこちらの記事も読んでみてください!↓