「グラグラッ」としたら、どうしたらいいの?いつか来る、大きな地震に備えて。子どもと一緒に考える防災。

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『地震がおきたら』

原案 谷敏行    文 畑中弘子
絵 かなざわまゆこ 企画・協力 神戸市消防局
BL出版

地震がおきたら、どう行動する?

地震大国日本と言われるほど、世界の国の中でも地震の多い日本。

感じないくらい弱いものも合わせると、毎日のように地震は起こっています。

また、30年以内に、南海トラフ地震が発生する確率は70~80%と言われていて、その対策は必須です。

普段は何気なく過ごしていますが、こう書いてみると、いつ・どこで・どんな状況で、地震が起こってもおかしくない事を、改めて感じます。

みなさんは子どもと「防災」について話すことはありますか。

日頃からの意識が、いざというときに命を救う

我が家は、地域の防災イベントに、よく参加します

子どもが、「消防車や救急車に興味があるから」というのもありますが、「備えあれば憂いなし」で、普段から考えていたり、知識として頭に入っていたら、いざというときに役立つのではないか。という思いもあります。

地域の消防局で、防災体験施設を解放している場所もあります。

消火器の使い方や、地震が起こった時に何をするべきかなどを教えてもらうこともできます。

こういったイベント・施設は無料の場所が多いので、休みの日などに、家族で参加してみましょう!

絵本を読んで、防災について話し合おう!

今回、紹介する絵本は『地震がおきたら』です。

阪神・淡路大震災での経験をもとに、地震がおきたらどういう行動をとればいいのかを、子どもにも分かりやすく描かれた絵本です。

地震がおきた時の身の守りかた、火事や津波が起こった場合の対処法、避難場所での過ごし方など、具体的で、必ず必要となる知識がたくさん載っています。

この国で生活していく限り、地震は避けては通れません。

地震が発生する時に、子どもと一緒にいれるとも限りません。

子どもが一人でいるときに、
子ども達だけでいるときに、
地震が発生したら。

その時、子どもの命を守れるのは子ども自身です。

パニックになってしまいそうな時、知識と訓練で体験した事があれば、適切な行動をとれるのではないでしょうか。

「まだ小さいからわからないだろう。」と思わずに、子どもと一緒に、いつか来る「地震」について考えてみましょう。

絵本を読んで、実際に避難訓練してみましょう。

子どもが、とっさに「そういえば、お母さんと一緒に練習した!」と、自分の命を守る行動がとれるよう、知識と経験で子どもを守ってあげましょう。

「地震と防災」について学ぶのにぴったりな『地震がおきたら』。

子どもにわかりやすく書かれた、良い絵本です。

この絵本を使って、子どもと一緒に地震について考えてみてください。

絵本を通して、子どもと学ぼう!

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