ジンベエザメだけで1トン!?大きな魚を水族館まで移動させる時の、苦労や工夫がわかるお仕事絵本!これを読んだら、今まで以上に水族館が楽しくなる1冊!!

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『ジンベエザメのはこびかた』

松橋利光 写真 
高岡昌江 著・文
ほるぷ出版

水族館の大きな魚!どうやって水族館まで運ぶの??

ずっと不思議だったんです。

あんなに大きなジンベエザメ、どうやって水族館まで連れてきたのか!

私は、水族館が大好きです。

日本全国の水族館を巡るのが夢で、今、3分の1くらいの水族館へ行きました。

小さな水族館や新しい水族館もあるので、まだまだですが、いつか、どの水族館を見ても、「ここはね!」と話せるくらいになれたら、楽しいだろうなぁと思っています。

大きい!重い!ジンベエザメを運ぶには・・・

今回、紹介する絵本は『ジンベエザメのはこびかた』です。

この絵本は、高知県土佐清水市以布利というところで定置網にかかったジンベエザメを、大阪府にある『海遊館』まで、460キロメートルの道のりを運ぶ様子が描かれています。

使われる道具や、機材。

トレーラーやクレーン車。

運んでいる最中のジンベエザメや、人々の働きなどが、イラストと写真で紹介されています。

「あんなに大きなジンベエザメを、どのようにして運んだのか。」
「運んでいる時に、関わった人たちが気をつけていたのは、どんなところなのか。」

ということがよくわかる、お仕事絵本です。

大阪の水族館!海遊館のジンベエザメ。どこから来たの?

海遊館には、何度か行った事があります。

大きな水槽の中を悠々と泳ぐジンベエザメは、海遊館最大の見所ではないでしょうか!

水族館の生き物の中でも、かなり大きいジンベエザメ。

水槽にうつすのは大変だろうなぁと思っていました。

ただ、海遊館は海のすぐ近くに建っているので、てっきり近くの海から水槽に移したのだと思っていました。

よく考えたら、大阪湾のあんなに入りくんだ場所までジンベエザメは泳いで来ないですよね。

(この間、淀ちゃんというクジラが川に迷いこんでいましたが・・・)

大きな生き物は、移動させるのが大変!!

ジンベエザメの体重は、およそ1トン!

体の長さは5メートル!

ジンベエザメだけでそんなに大きいのに、ジンベエザメを入れる水槽や、その中の水の重さもあります。

460キロメートル、生きたジンベエザメを運ぶのは、大プロジェクトだということがわかりますね!

知れば知るほど、魅力いっぱいの水族館!
やっぱり水族館ってステキ!!

水族館に行って、水槽の中を眺める時、そこに至るまでの苦労や努力を知った上で生き物を見ると、水槽の中に、その生き物がいることのありがたみを感じます。

水族館。とにかく楽しむのも、ボーッと魚を眺めて過ごすのも大好きです。

そこに、「背景を知った上で水槽を巡る」を加えると、更に楽しさが増します!

子どもと一緒に、生き物たちの背景や水族館の人たちの工夫や苦労を感じながら、水族館の展示を楽しんでみてください!

きっと、ただ眺めていた時よりも、水族館の魅力を、より感じることができますよ!

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!