『いいこ ねんね』
朝のバタバタ。どこの家庭でも「困りごと」上位!!
子どもが朝、なかなか起きてこない。
起きてもボーッとして、朝ごはんを前にうつらうつらしている。
親は仕事に行かなければいけないので、朝から子どもを叱って、バタバタしながら送り出す。
よくありますよね!
親だって一生懸命なんです!
前日の晩から必死で用意してるんです!
なのに、自分でできることを自分でしないでボーっとゆったりゆったり用意してたら、「もうっ!!」ってなりますよね。
私は、教師をしていたので、送り出してから後の子どもの様子も知っています。
朝からぼーーーっとして元気がなく、昼近くになってようやく動き始める子ども。
いました!!
学校に来ても元気がないと思ったら「朝ごはん食べてきていない」と言う子が多いのですよね。
理由を聞いたら「起きるのが遅くて食べる時間がなかった」というのが圧倒的でした。
そういう子に「何時に寝たの?」と聞くと、決まって「11時」「12時」と、遅い時間を言います。
朝ごはんを食べていないと、明らかに集中力が下がってしまっているし、頭も体も動きにくいというのが見ているとわかります。
それは、保育園に行く年齢の子どもでも同じでしょう。
朝、毎日同じ時間に「おはよう!」と自分で起きてきて、もりもり朝ごはんを食べて、時間に間に合うように準備してくれたら、子どもも親もストレスなく1日が始められますよね。
そんな朝を迎える為に、夜の習慣を見直してみませんか。
元気な朝は、夜の眠りから。
今回紹介する絵本は『いいこ ねんね』です。
この絵本、ブックスタートをしてすぐの頃から聞けるくらいの文章の量です。
また、内容も、優しくてゆったりとした気持ちで読み聞かせする事ができるので、「今から眠るよ」という雰囲気をつくるのにピッタリです。
ぜひ、子どもが小さい頃から、毎晩読んで、この絵本を聞いたら寝るという習慣をつけてほしいです。
色々などうぶつの子どもも、「いいこ ねんね」と眠ります。
お母さんやお父さんに甘えながら眠る姿を、子どもは自分と重ねて聞くでしょう。
「いいこ ねんね」という言葉。
子どもにとって、安心できる言葉。
この繰り返しで、幸せな気持ちになりながら眠りにつくことができるのではないでしょうか。
楽しい絵本や興味のある絵本を読んだ後、最後に必ず読む絵本(読み聞かせの終わりを知らせて、寝る気持ちを作る絵本)として、オススメします。
夜、早めにしっかり寝て、すっきりとした朝を迎える。
朝のバタバタ・イライラを改善するための、夜の新しい習慣をつけましょう!
絵本を通して、子どもと優しい時間を・・・。
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