不登校の子どが増えている!子どもにとって「生きやすい自分」になるために、親ができるサポートとは?私の不登校体験談⑤

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子どもが不登校になると、親もとてもつらいですよね。

自分の事だったら、自分でなんとかできるけれど、大切な我が子が、生き生きと生活できず、これからもずっと引きこもってしまったらと思うと不安だと思います。

世間は「見守れ」って言うけれど、本当に何もしなくて良いのか。

今回は、不登校経験者で元教師の私から見た「不登校の時に必要だった事」を紹介します。

【私の不登校体験談①~④】をまだ読んでいない人は、そちらから読んでみてください。↓

不登校時代を振り返って。必要だったこと。

もしも今、子どもが不登校で・・・と悩んでいる方に、私が不登校時代に必要だったことと、しておけば良かったなぁと感じた事を紹介したいと思います。

『必要だったこと』

土日に遊んでくれる友達

母の「今は心が風邪をひいたような状態だから、ゆっくり休みなさい。」という言葉。

土日に遊んでくれる友達や、母の言葉が、沈んでいた私を、引き上げてくれました。

・自分について考える時間。

自分が不登校の状態でも、受け入れてくれる人がいたから、自分について考える余裕が、少しできました。


・辛くなった時に逃げられる「ゲーム」や「マンガ」

それでもマイナス方向に考えてしまうときは、ゲームやマンガの世界に逃げました。
逃げることができたから、落ち着いた気持ちで、自分のこれからについて考えることができました。

・勉強!

これからについて考えた時、大学に行きたいと思うと勉強が必要でした。
「やらされる」勉強ではなく、自分が「やりたい」勉強だったので、毎日楽しく勉強に取り組めました。

「やらされる勉強」ではなく、
「やりたいこと」に向けて、力を充電中!

☆もしも、まだ子どもが勉強しようとしない場合は、まだ充電期間です。

不登校の期間中、不安とストレスで、鉛筆を持つことすらできなくなっていた私でしたが、将来への道を考えた結果、「もう一度勉強をしよう!」と学習に向かうことができるようになりました。

それは、自分で「やりたい!」と思えたからでした。

親も不安が高まり、子どもに勉強させたくなると思いますが、本人が目標をもち、「やりたい」と思える事が大切です!

私の場合は「勉強」が将来につながる道でしたが、今はいろいろな職業があります。

子どもの得意や好きなことが仕事に繋がることもあるので、「勉強」だけが将来に繋がっている唯一の道だと思わなくてもいいと思います。

子どもが将来につながる道を探すうえで、必要なら、子どもの気持ちは自然と勉強に向かいます。

自分の将来を考える期間

親が不安で焦ってしまうと、子どもも焦ってしまいます。

じっくりと自分と向き合い、自分の人生「どんなことをして、どう生きていきたいのか」を考える充電期間だと考えてあげてください。

友達との関わりがなくなってしまうこともあると思います。

そんな時、唯一関わる相手(親)から、焦るような言葉をかけられると、親からも逃げたくなりますよね。

そして、自分の唯一の居場所の自室へと引きこもってしまうのです。

ぜひ、リビングで楽しく過ごせる「不登校」にしてあげてください!

子どもの好きなものに、一緒にハマることをオススメします!

子どもにとって、居心地のいい家にすることが、逆に、子どもを外の世界へと向かわせる力になりますよ!

次回は、私が不登校中に「これもしておけば良かった・・・と思っている事」を紹介します。

何か参考になれば嬉しいです。