前回、不登校→中退。大学受験について、私の体験談を紹介しました。↓
今回は大学生活についてです。
不登校を経験していても、大学生として社交的に生活することができたかを紹介します。
社会に復帰!大学生活で親友に出会う。
はれて大学生になった私。
まさに大学デビューです!
同じ高校から受験していた顔見知りも何人か合格していましたが、「心機一転!新しい環境で新しい友達を!」と、友達作りから始めました。
入学してすぐのレクリエーションで隣に座った子と、気が合い、すぐに打ち解けました。
大学の4年間は、同じゼミに入るほど、ずっと一緒に過ごしました。
ゼミでも、「不登校」について研究しました。
ゼミでは、不登校についての研究に打ち込みました。
その当時、「不登校は親の育て方のせい・甘やかしだ」みたいな傾向が強かったのですが、
「不登校の原因は、本当に親子関係にあるんだろうか」
ということが気になり、研究しました。
小規模のアンケートの結果なので、一概には言えませんが、
「親子関係が良好な方が、より学校に適応する。」
という結論が出ました。
親子関係が近すぎる場合(過保護や過干渉など)や、遠すぎる場合(放任や育児放棄、ネグレクト)など極端だと、
子どもが過剰適応(まわりに合わそうとしすぎる)
になりやすい傾向があることもわかりました。
私は、両親との関係は良好なのですが、高校時代までは母に頼りすぎていたところがあったので、結果と結びつき、納得しました。
大学で、自立心をしっかり大きくすることができて、自信を持って自分の人生を進むことができるようになりました。
大学では部活にも入りました。
部長を任せてもらえることになり、大学で、自分の居場所を見つけることができました。
そこで主人とも出会いました。
不登校の子ども達と関わって・・・。
ゼミの先生からの紹介で、不登校になってしまっている中学生の子どもたちの家庭教師もしました。
何人も教え、その子どもたちも高校に合格して、自分なりの道を進んで行きました。
その力になれたことがまた、私に勇気をくれました。
大学で、親友と、将来結婚する人に会え、自分の興味のある分野の授業を受けたり研究したりし、充実した日々を過ごしました。
楽しい大学時代も終わり。就職に向けて動き出した。
そして。ついに就職を考える時期がやってきました。
教師になると決めていた私は、地元の教員採用試験を受ける事にしました。
「高校中退は就職には不利かなぁ・・・」と、不安でした。
筆記試験は、無事通過。
問題は面接です。
中退したことを隠すのではなく、「その経験をいかして活躍したい」ということを訴えました。
結果は、無事に合格!
念願だった教師になれました!