前回までは、小学生になるまでに、子どもに身につけておいて欲しいことを紹介しました。
入学までのあと3ヶ月の過ごし方や、保育園・幼稚園で来年度の一年間を、過ごす上で、大切な事が書いてあります。
ぜひ、読んでみてください。
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親が「子どもの小学校入学」までにできること
今回は、保護者のみなさんにお願いしたい、子どもが小学生になるまでに準備しておいて欲しいことを紹介します。
小学生になっても続けて欲しいこともあるので、ぜひ、参考にしてみてください。
生活の基本!「早寝・早起き・朝ごはん」
まず1つ目は、「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣をつけることです。
以前にも書いたのですが、夜、眠るのが遅くなると、朝、起きるのが遅くなり、朝食をとる時間がなくなってしまいます。
朝ごはんを食べないと、頭がまだ眠った状態で授業を受けたり、スタミナ切れのまま体育をしないといけなくなります。
そうすると、授業中に眠くなったり集中できなかったりするし、体育では、良い状態で運動に取り組む事ができません。
夜、早く寝る事ができると、自然と目が覚め、余裕をもって朝食をとることができます。
学習やスポーツなどに取り組むためには、睡眠と食事が何よりも必要です。
親としては、早く寝かせたいと思っていても、仕事があって、思うようにならないこともあると思います。
子ども自身が、自分でできる事を増やすと、手伝う手間が省けます。
子ども自身の成長にも繋がるので、小さいうちから自分でできることを増やしておくと良いですよ!
そして、早く寝かせてあげましょう!
集団生活で必須!「持ち物には名前」を!
2つ目は、持ち物には名前を書くことです。
小学生になると、持ち物の管理は全て子どもが自分ですることになります。
教師も、整理・整頓の声かけをする事はあります。
それでも、物の管理が苦手で、落としたり片付け忘れたりする子どもはたくさんいます。
買ったばかりの消しゴムや鉛筆、揃っていないと困るであろう色鉛筆や絵の具など、よく落とし物として教師の元に届いていました。
そんな時に、名前が書かれていなかったら、返すことができません。
落とし物を拾ったら、名前を書かれていないものは「これ、誰の?」と聞きますが、子どもは親が思っているほど、自分の物を把握していません。
そのままになってしまうことが多いのです。
物を大切に使うことを教える意味でも、落とし物をなくしたままにしないためにも、親がしっかりと持ち物に名前を書いて欲しいです。
毎日通る道!「登下校ルートの確認」!
3つ目は、入学直前でも大丈夫ですが、年長クラスのうちに、登下校のルートを確認しておいて欲しいです。
お父さんやお母さんも一緒に歩いて、ルートを確認したり、危ない場所や気を付けることを話し合ったり、「子ども110番の家」の場所などを確認したりする事で、子どもたちが4月から安心して登下校できるようになります。
近所の人との関わりを作ったり、上級生の子どもたちに「よろしくね」と挨拶しておくと、子どもも助けてもらいやすくなります。
登下校中のトラブルや危険から、子どもを守るためにも、お父さん・お母さんも子どもの登下校の様子を知っておいて欲しいです。
子どもの不安を「ワクワク」に!
まだ4月まで3ヶ月あります。
3ヶ月間、毎日を大切に、気持ちも習慣も小学生に向けて、準備していってください。
今、年中クラスの子どもたちは、来年の今頃には、小学生になる準備が整っているよう、ゆっくり時間をかけて、色々なことを身につけていって欲しいと思います。
「早寝・早起き・朝ごはん」に関する記事はこちらも参考に!
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