4歳・5歳・6歳!保育園・幼稚園の年中・年長クラスのうちに、ひらがなを読んだり書いたりできた方がいいの?~国語編~

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年長クラスでひらがなを、読んだり書いたりできた方がいいの?

5歳頃になると、ひらがなを読んだり書いたりできる子が増えて、「勉強させたほうがいいのかな・・・?」と、焦ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな就学前の学力(知識)や、身につけておきたいことについて、『国語編』『算数編』『生活全般に関わること編』の三つに分けて紹介していきたいと思います!

読み書きで、一番必要なのは、自分の名前です!!

今回は、国語の知識について解説します。


まず、ひらがなは読めた方がいいです。

特に、自分の名前は読み書きできると生活する上での不便がずいぶん減ります。

小学校は、みんなが同じ場所を使ったり、同じものを使ったりすることばかりです。

保育園のように「シールで判別できるように」などの工夫を、教師がすることはありません。
(特別支援学級では、必要に応じてシールなどを使います。)

自分のものには名前が書いてあり、その字を見て、「これがぼくの」と判断しないといけないことが多いのです。

また、プリントなどをすると、名前を書いて提出します。

なので、自分の名前は読み書きできるのが必須です。

名前以外の字は?小学生になってからでもいいの??

名前以外の他の字は、「習うと同時に覚えていく」でも、問題はありません。

しかし、小学校1年生の2学期には漢字を書き始めることからもわかるように、ひらがなの習得に使う国語の時間はかなり短いです。

保育園・幼稚園では学習をせずに、そのまま小学生になって急に学習が始まると、ひらがな以外にも、覚えないといけない内容が多くて、吸収しきれないことがあります。

小学校一年生の時点でわからないことが出てきてしまうと、そのフォローにかなりの時間を費やします。

フォローして授業に追いつければいいのですが、復習している間にも授業が進むので、わからないところをわからないまま放置するしかなくなってしまうパターンがよくあります。

なので、保育園や幼稚園の年長クラスの頃に覚えてしまう方が、余裕をもって学習に取り組めます。

ひらがなが、一文字ずつ読めるのも大切だけれど・・・。

また、一文字一文字の拾い読み(「あ・ひ・る」のように区切って読むこと)はできるけれど、言葉のまとまりとして読む練習をしていなかった。という点で、読みに苦手意識をもってしまうこともあります。

子どもに直接、言葉で指示できない時には、黒板に「次にしておくこと」を書いておくこともあります。

書いてある内容がわからなかったら、ボーっとして、「次のことができないまま時間が過ぎてしまっていた!」ということが起こるのです。

また、「言葉が読める=黒板に書いてある内容を理解できる」ということなので、授業内容の理解も深まります。

言葉のまとまりとして読めると、生活でも学習でも、自信を持って取り組む事ができるようになるのです。

まとめ!

国語編まとめ

・名前の読み書きは必須

・ひらがなは読めた方が良い

・書くのも、できた方が良い

・拾い読みよりも、まとまりとして読めるようになっていると、より良い

~注意してほしいこと~

※注意してほしいのは、「発達の速度には個人差がある」ということです。

ひらがなを覚えさせることに躍起になって、子どもが学習に苦手意識を持ってしまってはよくありません。

「いろいろな方法で教えたけれど、どうしても覚えない」「小学校1年生になっても、ひらがなが書けない」など、気になる点がある場合は、保育園・幼稚園の先生や、小学校の先生に相談してみてくださいね!

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次回は算数編!↓