『はなやさん』
寒さのなかにも春の気配!
寒い日が続いていますが、ところどころに春を感じられるような季節になってきました。
はやい人だと、スギ花粉に反応し始め、鼻がムズムズ・目はショボショボし始めているそうですね。
花粉の時期と聞くと、「そろそろ卒業式の練習が始まる頃だなぁ」と学校での生活を思い出します。
今回、紹介するのは『はなやさん』です。
まだ本格的な春には少し早いのですが、春の暖かさを感じられる、そんな絵本です。
まちの真ん中にある、なおさんとあきさんの花屋さん。
たくさんの花はどこからやってきたのでしょう。
・お店にお客さんが来るまでに、花屋さんがどうやって花を準備しているのか。
・どうしたら花が長持ちするのか。
子どもに人気のお仕事、「花屋さん」!
その仕事の裏側や、やりがいを知ることができます。
そして、花を買う人たちとの暖かい関わりが見られ、心までほっこりあたたまる、春にぴったりの絵本です。
卒園式・卒業式の季節
3月は、卒園式・卒業式などもあり、花束を送ったり貰ったりする機会が増えますよね。
花束は、その場の雰囲気を明るくし、見る人の心を和ませてくれます。
いつもの景色に彩りが加えられるので、記念の日には、ぴったりです。
卒園式・卒業式で貰った花を花瓶に挿すと、家まで明るくなるような感じがします。
お花って本当に素敵ですね。
お花を長持ちさせるには・・・
でも、貰ってきたお花、花瓶に挿したままにしていると、すぐに水が濁ってきて、花が下を向いて元気がなくなってきてしまいます。
一般的には、
・花束を貰ったら、すぐにラッピングや輪ゴムをほどく。
・水をよく吸うように、茎を斜めに切る。
・水をきれいに保つため、水につかる部分の葉を取り除く。
・しっかり立てて、水の入った花瓶に挿す。
というのが効果的です。
花を長持ちさせる飾りかたなども教えるのも、花屋さんのお仕事なのだそうですよ。
もらった場合は難しいですが、購入する時には、ぜひ花屋さんに「長持ちのコツ」を聞いてみましょう!!
卒園式・卒業式でよく見るガーベラ!
卒園式・卒業式では、「ガーベラ」という花を1輪、貰う事が多いです。
ガーベラは、切り花になった時点で、既に葉がありません。
ガーベラは、スラッとした長い茎が特徴ですが、花を長持ちさせたいなら、短めに切った方が良いそうです。
切った茎の下から2cmほどが、つかるくらいの水の量を花瓶に入れて、毎日水を変えると、長く楽しめますよ。
子どもと一緒に、お世話しよう!
子どもの、節目の記念になるお花、少しでも長く楽しめるように、子どもと一緒にお世話をしてみてはいかがでしょうか。
この『はなやさん』の絵本は、お花が私たちの手元に届くまでの事がよくわかる絵本です。
絵本を読んで、春を楽しんでくださいね!
絵本を通して、子どもと学ぼう!
「お仕事の裏側がわかる!」シリーズの絵本はこちら↓