『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』
子どもが歯みがきを嫌がって逃げる!
「子どもが虫歯になったら大変!」と、歯ブラシを持って近づくと、ダッシュで逃げられた経験がある親は多いでしょう。
いやだー!はみがきしたくなーい!!
私もその1人です。
「歯磨きは、育児の悩みになることが多い」と聞いて、歯が生える前から、丸い持ち手の『乳児用の練習歯ブラシ』を歯固めと一緒にカミカミさせていました。
けれど、歯が生えてきて「いざ、磨くぞ!」という時にダッシュで逃げられ「練習したのに!」と、トホホな気分になったのを思い出します。
今ではきちんと習慣になり、歯磨きする我が子ですが、たくさんの試行錯誤がありました。
そもそも、なぜ子どもは歯磨きを嫌がるのか考えた事はありますか?
大人は、我が子が虫歯になったらいけないと思い、自分の歯を磨くような力で、ゴシゴシと磨いてしまいがちです。
歯ブラシの動かし方が大きかったり、力をしっかり入れて磨くと、まだまだ歯の小さい子どもにとっては痛いことがあります。
歯ブラシを小さく動かして、力を入れすぎずに磨くことで、歯磨きに対する抵抗が減るのではないでしょうか。
それでも、嫌がる子どもも、いますよね!
そんな時は、絵本の力を借りましょう!
『はみがきれっしゃ』と一緒に磨けば、毎日ピカピカの歯!
今日、紹介するのは、『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』です。
オススメ絵本のランキングで、上位に入っているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
私は、オススメの絵本とは知らずに、表紙を見て気に入って、長男に読み聞かせしました。
電車や汽車、新幹線などが好きだった我が子は、読んだ日の晩の歯磨きで、劇的に変わりました!
はみがきれっしゃの「しゅっしゅっ」という蒸気の音が、歯ブラシの「しゅっしゅっ」の音で表現されていて、歯を磨く音が嬉しくて、じっと口を開けてくれるようになったのです。
すごく歯磨きしやすくなりました。
次男の時はもちろん読み聞かせをし、友達の子どもへ誕生日のプレゼントとして贈ったりもしました。
絵本を読んだだけで、こんなにも一瞬で「歯みがきの悩み」が解消されるなんて!!
やっぱり、絵本の力ってすごいですよね。
ただ寝転んでいるだけの、退屈な仕上げ磨きを、
楽しいお話の時間に!
子どもはお話が大好きです。
歯磨きを嫌がる子どもに、
・「お口の中のムシバイキンは、どこに隠れているのかな~?」と言いながら磨く。
・うがいでゆすぐ時に「わ~!!せっかく歯の隙間に隠れたのに~!!流される~!!!!」と、ムシバイキンになりきってセリフを言う。
なども、小学校の特別宇支援学級での歯磨き時間に、有効でした。
絵本を読んだり、お話を作ってあげたりすると、歯磨きの時間が楽しくなり、スムーズに口を開けてくれるようになりますよ。
あとは、「歯磨きするよ~」ではなく、「歯をこちょこちょするよ~」と声かけして磨くのもいいかもしれませんね。
そうすることで、親自身も、強い力で磨かないように気を付ける事ができます。
押さえつけて無理やり歯を磨かなくてもよくなると、親も子も負担が減りますよね。
絵本を読んで想像力をつけて、お話を作りながら、楽しんで歯磨きができますように!
絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!
イヤイヤ期に悩むお父さん・お母さんへ!こちらの絵本も!!↓