『わたし はくちょうを みたの』
冬の渡り鳥「白鳥」を見てみたい!!
みなさんの家の近くに、白鳥は来ますか?
遠いシベリアが氷で覆われる頃、食べ物を求めて日本にやってきます。
そんな、冬の訪れを知らせる渡り鳥の「白鳥」
今回紹介するのは、そんな白鳥についての絵本です。
『わたし はくちょうを みたの』
おばあちゃんと一緒に、たんぼの道を歩いていると、白い「雪」が動いています。
よくみるとそれは雪ではなく、白鳥でした。
夜になり、湖に帰っていく白鳥たち。
白鳥と出会えた喜びとその美しさを感じられる一冊です。
みなさんの住んでいる地域に、白鳥は来ますか?
我が家は、冬でも暖かい地域にあるので、子どもたちは冬に「白鳥を見る」という経験をしたことはありません。
車で30分~1時間ほど北に行くと、白鳥の来る湖があるようですが、そこにくる白鳥も一羽・二羽ほどのようで、タイミングが合わず、まだ出会えた事が無いのです。
しかし、私自身は子どもの頃、遠方の祖父母の家へ行った時、近くの湖へ白鳥を見に行った記憶があります。
そこにはたくさんの鳥がいて、サギやカモなどで湖がいっぱいでした。
その中に白鳥の姿もありました。
今になって考えると、「北の方に住む人たちにとって、白鳥はとても身近な鳥なのだ」と、羨ましく感じます。
私が見た時は、数羽でしたが、時期や時間によっては、その湖もねぐらとなり、数百という白鳥たちがやって来るようです。
夏の渡り鳥「ツバメ」 毎年の楽しみです。
同じ渡り鳥で、逆に南から北上してくる夏の鳥に「ツバメ」がいます。
毎年、6月下旬頃になると、巣から小さなヒナが顔をだして、エサをねだる姿が可愛くて、子どもたちと散歩をしながら、観察しています。
ツバメの巣に小さなヒナを見ると、そろそろ夏が来るなぁと思うのです。
季節を感じる「鳥たち」 野鳥の観察をしてみませんか
日本には、このように、渡りをする鳥がたくさん来ます。
普段、「鳥がいる」としてしか認識していなかったら気づかない、様々な「野鳥」。
実は、季節や場所によって見られる鳥の種類が違うと知ると、ただそこにとまっている鳥でも「何の種類かな。どんな生態なのかな」と気になりませんか。
冬の、この季節ならではの光景を見に、湖へと足を運ぶと、白鳥の、羽を広げた大きさと、力強い鳴き声を実際に感じられるかもしれません。
私も、我が子にそんな体験をさせたくて、この冬は少し北の地域へ出かけてみたいと思っています。
絵本を読んで、そのワクワクを広げているところです。
絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!
冬を感じられるこちらの絵本も読んでみてください!↓