鉛筆を持ってする勉強だけが「学習」じゃない!子どもの自立や、家族の思い出作りにピッタリ!料理で子どもの成長を促そう!

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『ぎょうざ つくったの』

きむら よしお 作
福音館書店

子どもだけで餃子づくり!!

今回、紹介するのは『ぎょうざ つくったの』です。

お母さんが留守の間に、ウナちゃんは友達を家に呼んで、餃子作りをします。

白菜を切って、ニラを切って、ニンニクとショウガと・・・

皮も手作りして、作った数は、なんと200個!!

形は悪いけれど、美味しい餃子!

やっぱり手作り餃子は美味しそうです!

パワフルな絵と、力強い関西弁が面白い、餃子作り絵本です。

冷凍餃子も、お取り寄せも、とっても美味しい!

この絵本を読むまでは、お店のお取り寄せ餃子を購入していました。

絵本を読んだ後、せっかくなので、『我が家の餃子を作ろう!』と、家族で買い出しに行きました。

最近忙しくて、自分で餃子を包むのが面倒でしたが、子どもがやる気になった時がチャンスです。

『餃子作り』を休みの日の1つのイベントにしました。

キャベツにする?白菜にする?

ニラを入れる?ネギにする?

豚ひき肉にする?エビにする?

1つ1つ、具材を選びながら作戦会議です。

結局、白菜とニラと豚ひき肉の餃子を作ることにしました。

餃子の皮は、絵本では手作りしていましたが、そこは簡単にしようということで購入しました。

調理開始!できた餃子は最高!!

長男が白菜とニラをみじん切りして、調味料とひき肉と混ぜました。

家族みんなで、皮で包んで、50個の餃子ができました。

生の肉も扱うので、衛生面に気をつけて、見守りながら作りました!

買った餃子とは一味違う、家庭の味になりました。

片面の蒸し焼きにしたのでカリカリの面と、ぷるぷるふわふわな面ができて、「いくらでも食べられる!」と、大好評でした。

メインで頑張って作った長男はもちろん、一生懸命包んだ次男も、とても大きな達成感を感じられたようです。

何よりも、みんなの箸が止まらないくらい美味しい餃子ができて、「作って良かったね!またやろうね!」と言い合えた時間が、とても良かったです。

子どもの自立に必要なことは「勉強」だけではない!

教師時代、特別支援学級の授業で餃子作りをしようとした先生が「保護者の方から、『それに何の意味があるのですか。』と言われたことがある」と言っていたのを聞きました。

確かに、貴重な授業時間。調理実習をするよりも、「算数や国語の授業をして欲しい」と考える保護者の方がいるのも当然です。

私は、子どもの自立にとって、大切な事なら全て取り組んだら良いと思うのです。

国語の漢字も、算数の計算も、もちろん大切です。

それと同じくらい、包丁が使えたり、火を安全に使うことも大切だと思うのです。

難しいけれどやり遂げる事も、出来ないから教えて欲しいと伝えることも、料理をしていたら出てきます。

そういう時に、どう行動すればいいのかを、体験できるのも『実習』の良いところです。

鉛筆を持って、机で学習するだけが『学習』ではありません。

将来の為にも、今を楽しむためにも、そして楽しい思い出を作るためにも、家族で何か楽しいイベントを考えてみませんか!?

料理は、『生きること』に直結するので、オススメですよ。

絵本を楽しんで、料理をして、子どもと一緒に、楽しい時間を過ごしてください。

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!

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