「ゲームしすぎ!」を予防しよう!!「子どもにゲームを与えるときのルール作り」について知ってほしいこと。

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ゲームって楽しいですよね!私もよくやってました。

今日は、私が考えるゲームとの関わり方について書いていこうと思います。

ゲームと言っても、家庭用ゲーム機やスマートフォンのアプリ、パソコンのアプリなど、様々な種類があります。

今回は家庭用ゲーム機との関わりについて考えていきましょう!

結論から言うと、本人と親が、きちんとルールを守って、その範囲内ならゲームをさせても良いと思っています。

皆さんが、ゲームを与えるときに心配するのは、「ゲームばかりしすぎ!!」になることだと思います。

確かに、ゲームは刺激が多く、達成感も得やすいので、中毒性があります。

少し遊んだだけだと思っても、あっという間に1時間、2時間と過ぎていることも珍しくありません。

そういう私も、不登校時代、することがないとイヤな事ばかり考えてしまうので、ずっとゲームをしていました。

なので、「ゲームの中毒性」というのを身をもって体験しています。

また、多動傾向のある子どもにとって、ゲームは最高の刺激です。
多動傾向の人は、動いた物に瞬時に反応する能力が高い「狩猟型の脳」と言われているので、ゲームとの相性が良すぎるのです。そのため、没頭してしまい、離れられなくなってしまいます。

担任した子どもの中には、ゲームに熱中するあまり、負けてイライラしてゲーム機を投げて壊してしまったという話も聞いたことがあります。

中毒になってわないように、親も子どもも理性を働かせて付き合わなければいけないと思います。

反面、ゲームで得られるものもたくさんあります。

パズルゲームなら、論理的な考え方。

育成ゲームなら、コツコツと取り組む力。

対戦ゲームなら、ヒットポイントの横棒グラフの見方や数字について。また、瞬間の判断力。

オンラインでは、他者とのコミュニケーション能力。

プログラミングなどを学べるようなゲームもあります。

「ゲームで県名や県庁所在地を覚えてしまった!」という子どもも、クラスに何人かいました。


悪い面だけを見て、全面禁止するのではなく、中毒にならないように節度をもって関わっていくことが大切ではないでしょうか。

我が家の場合。~ルール作り編~

我が家の場合、初めてゲームをさせる時に、家族でルールを決めました。

①まず、ゲーム機本体は、子どもの物ではなく、親の物として購入しました。

親から貸してもらう形になるので、ゲームに関しては親の言うことを絶対に守るようにと約束しました。
(守れないなら、使えない・時間を短くするなどを親から言われても仕方ないと思えるようにしておく。)

③ゲーム機と一緒に、タイマーを購入し、使い方を教えました。

④時間を親子で話し合い、タイマーが鳴ったら終わるようにというルールを作りました。

時間は、ご飯や宿題などの都合を見て「今から○分どうぞ。」と決めて伝えています。

最近のゲームは画質が良いので、できるだけテレビの大きな画面で遊ぶようにさせることも大切かもしれませんね。

ゲームの本体の画面は小さいし、どうしても目との距離が近くなってしまいます。

ゲーム時間は、だいたい30分~1時間で設定している家庭が多いように感じます。
1時間の場合は30分×2回にして、間に休憩を挟んだら良いと思います。

そして、一番大切なのは、ゲームの課金を勝手にしないこと。

親が子どものやっているゲームについて、しっかり把握している事だと思います。

我が家は、ゲームに課金することに関して、親が「必要ない」という考えです

子どもも間違って課金する画面が出てきた時には大慌てで「いつもと違う画面が出てきちゃった!」と言います。

ここは、家庭によって考え方の変わるところだと思います。

我が家は「自分が働いて貯めたお金でするのは何も言わないけれど、親のお金の間は無し」で良いのではないかと考えています。

また、親が子どものやっているゲームについて、しっかり把握するためにも、(「親のゲーム機なので」という理由をつけて)持ち出し禁止にしています。

公園で集まってゲームをして、「課金している・していない」で言い争いに発展してしまい、教師が指導に入るというケースも見ました。

そういうトラブルを防ぐためにも、家庭内で遊ぶための「ゲーム」ということにしています。

もうゲーム与えちゃった!今からできる解決策は・・・

本当は、与える時にルールを決めるのが一番ですが、もう与えてしまって、「時間を守るなんてできていない!」という場合もあると思います。

そんな時は、改めて「親子で話し合い」をすることをオススメします。

「もう捨てる!」や、「今後、一切禁止!」と言うのではなく、

〇どんなルールなら守れるのか。

〇親が絶対に守ってほしいポイントは何なのか。

〇どうして守らないといけないのか。

ということを、時間をとって、家族みんなで話し合いましょう。

「時間を守りなさい!!」と言われるだけだと、子どもにとっては『親の小言』です。

親が本気で向き合って考えているということを、態度と環境で伝えると、子どももそれを感じ取ります。
親子で一緒に考えていけたらいいですね。

このように、ルールをしっかり決めて、子どもがやっている内容を親が把握して、親子で楽しむゲームは良いと思います!

子どもがゲームに飲み込まれないように、親も子どももルールを守って遊びましょう!!

そうすることで、ゲームの良いところをたくさん吸収して楽しい時間を過ごす事ができるのではないでしょうか!

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