野菜の葉、これな~んだ!?意外と知らない野菜のこと。スーパーでは売っていない「活きた体験」をしよう!!

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『どんどこ どん』

和歌山 静子 作
福音館書店

サツマイモが美味しい季節になりましたね❗

秋と言ったらサツマイモ!

スイートポテトや大学いもも美味しいけれど、シンプルに焼き芋も最高!!

お味噌汁に入っていたら、あまじょっぱくて・・・いくらでも食べられちゃいます!

皆さんは、どうやって食べるのがお好みですか?

今回オススメする絵本は『どんどこ どん』。

地面の上からは葉っぱしか見えないけれど、地面の下では美味しい根菜が「どんどこ どんどこ」と、育っています。

ニンジンや大根、サツマイモ。他にもたくさんの根菜!

絵本は、地面の下を覗くような雰囲気が味わえる『縦開き』です。ページをめくる時のワクワクが増しますね!

葉っぱでわかる?野菜の種類!

皆さんは、葉っぱを見ただけで、何の野菜かわかりますか?

昔の八百屋さんだったら、葉っぱつきで売っていたかもしれません。

今、スーパーでは、できるだけコンパクトにして使いやすく加工されてから店頭に置かれるので、葉は切り取られていますね。

なので、根菜の葉だけを見て、何の野菜かを当てるのは、案外難しいかもしれません。

だからこそ、私は、子どもにはできるだけ「本物の体験」をしてほしいと思っています。

皆さん、野菜を育てたことありますか?

野菜を育てる事は、食育にも繋がるし、理科の『観察する目』を培うのにもピッタリです!

家に庭がある方だけでなく、庭があっても畑をするような場所は無いという方や、アパートやマンションだから難しいという方でも、プランターを使えば、野菜は簡単に育てる事ができますよ。

野菜を育てると・・・(例 サツマイモ)

サツマイモを育てる事で、どんな学びがあるのか考えてみましょう!(☆マークが学習ポイント)

 ①土をサツマイモに最適な状態にする。
 (サツマイモは強いので、初めてでも育てやすいですよ。)

 ②苗を買ってくる。

③苗を観察してみる。
 (つるの部分に、不定根と呼ばれる、白い小さい根が見えますよ!
  この部分が育ってサツマイモになります。)

 ④不定根が全て隠れるように植える。
 (子どもにとっては、案外難しいです。)

☆⑤根付くまではしっかり水やりする。
 (根付くまでは一週間くらい。植えた時の葉は枯れた感じになりますが、新しい葉が出てきたら成功です!)
 水やりを日課のお手伝いにすると良いですよ!

☆⑥大きく育ってきたら、収穫!
 (収穫前に、葉がどれくらい多くなったか、など、葉の状態も観察すると良いです。)

 ⑦収穫したサツマイモは、数日間、乾燥させる。

☆⑧料理する。→食べる!
 (食育ですね!)

☆⑨つるから葉だけを取り除いて、つるをリース状に巻いておく。
 →乾燥したら、そこに飾り付けてクリスマスリースを手作りする!
 (工作までできましたね!)

このように、サツマイモを育てる中に、たくさんの学習やお手伝いなどの要素が組み込めるのです。

何よりも、自分で育てた野菜を食べる事ができるのは、最高の経験になるのではないでしょうか。

絵本に載っている、じゃがいもや大根も育てやすいですよ。

体験は最高の学び!

普段、キレイに加工された野菜を見ている子ども達なので、「葉がついたままの泥だらけの野菜」を見た時の驚きや発見は、とても大きいようです。

子どもたちの目が輝き、生き生きとする様子を感じられると思います!

そんな経験、子どもと一緒にしてみませんか?

「サツマイモを引っこ抜いて、尻もちをついちゃった!!」その時の、子どもの笑顔は最高ですよ!

絵本を通して、子どもと遊ぼう!学ぼう!

秋を楽しむ絵本はこちらにも!↓