【前回:デルモイドシスト闘病記4の続き。↓】
入院したものの、手術ができるかわからないと言われ、不安な夜を過ごしました。
当日の朝の体温が平熱だったため、何とか手術を受けることに。
ついに手術室へ!「いってきます。ばいば~い」に涙!
ついに、手術室へ移動するよう声がかかりました。
デルモイドシストの手術。
体は元気なのに・・・取らなくても問題ないまま過ぎていくこともあるのに、この手術で何かトラブルがあったら・・・気管の切開なんてことになったら・・・と、不安が押し寄せてきます。
次男を抱っこして、手術室の前に来ました。
「表面の腫瘍を取って、きれいに縫う手術なので、1時間ほどで終わります」と言われました。
次男は先生に抱っこしてもらって、手術室の奥へ。
泣きながら「いってきます。ばいば~い」と言う、次男を見て、私も涙が出てきました。
・・・1時間。
コロナの影響で、付き添いは私だけ。
不安ですが、「先生に任せるしかない!」と自分に言い聞かせて過ごしました。
次男のケアで必死で、自分のことは忘れていた!
不安ですが、もう先生にお任せするしかないので、自分の用事をしながら待つことにしました。
次男が、朝食も水分もとれなかったので、私も目の前で食べたり飲んだりするわけにいかず、朝から何も食べたり飲んだりしていなかったのです。
とりあえず、待合室に移動し、自動販売機で飲み物を買って、ゆっくり飲みました。
待合室で食事をとるわけにはいかないので、食事は、手術が終わって病室に戻り、次男が目を覚ますまでにとることにしました。
心配している主人にLINEで始まった事を連絡して、あとは座って、じっと待っていました。
35分くらいたった頃に、「そろそろ手術が終わりますので、手術室前で待ってください」と連絡があり、扉の前に移動しました。
それから5分~10分たって、手術室の扉があいて、中から、ベッドに寝かされた次男が出てきました。
「お母さんもベッドに乗ってください」と言われ、靴を脱いでベッドに乗ると、そのまま病室までベッドで運んでもらいました。
全身麻酔からの目覚め。
手術室から出てきたベッドは、病室のベッドでした。
ベッドの上に色々置いたまま出てきてしまっていたので、「きちんと片付けておけば良かった!」と後悔しました。
手術を受ける前は、ベッドの上の物をロッカーなどに移しておくことをオススメします。
先生から、「取れた腫瘍は念のため、病理診断をします」と説明がありました。
きれいに取れて、丁寧に縫合してもらえたようで、安心しました。
傷口は、かなり分厚いガーゼで守られていました。
全身麻酔から目が覚める時は大泣きする子どもが多いと聞いていましたが、次男はベッドで部屋に運ばれている途中で目覚めて、まわりをキョロキョロ見回したあと、私の顔を見て、真顔でボーッとしていました。
全く泣かずで拍子抜けって感じでした!
9時10分に手術室に入り、10時15分には病室に戻って「がんばったよー」としゃべれているというくらい、あっという間の手術でした。
ようやく手術終了!
術後の様子。食事や睡眠のリズムは??
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