子どもと話し合いたい「防犯」について!不意に子どもを一人にさせてしまう瞬間・・・。子どもの命や生活を守るために、親ができること。

子育て/子育ての悩みに答えます////////////////////////////
  1. ホーム
  2. 子育て
  3. 子どもと話し合いたい「防犯」について!不意に子どもを一人にさせてしまう瞬間・・・。子どもの命や生活を守るために、親ができること。

子どもの事件や事故のニュースについて

子どもが事件や事故に巻き込まれたニュース、みなさんは見ることができますか。

前までは平気だったのですが、子どもが小学生になり、子どもだけで行動をするようになってから、見るのが辛くなりました。

最近の私の悩み。商業施設などでのトイレ問題。

上の子と自分だけだったら、トイレの出口で待っていて、出てきたら合流すればいいのですが、長男が「トイレ!」というと、必ず遅れて次男も「やっぱりぼくも!」と言います。

自宅や保育園では一人でトイレに行く次男ですが、商業施設などの公共のトイレは補助が必要なので、女性用トイレに連れていきます。

その間に、先に男性用トイレに入った長男が出てきて、私と次男を探し回ってどこかへ行ってしまったら・・・

変な人に声をかけられたりしたら・・・

と、不安になるのです。

だからといって、長男を女性用トイレに連れていくのも、もう年齢的にどうかなぁと思うし・・・

一応、長男には「また次男がトイレって言うかもしれないから、出てきたらここで待っていてね!」と言います。

ただ、一人でいる子どもを狙って・・・みたいな事件もあるので、トイレのような、少し奥まった裏の通路のようなところでまたせるのも・・・と思ってしまうのです。

母親が男の子を連れていく時も、父親が女の子を連れていく時も、トイレ問題は、難しいですよね。

プールやお風呂もそうです。

みなさん、どうしていますか?

「優しさ」を素直に受け取って欲しいけれど・・・

以前、勤務していた学校で、こんな事例もありました。

通学中に転んでしまった3年生の男の子

その様子を見ていた地域の人が、家で手当てをしてくれたそうです。

子どもに聞くと、「知らない人だった。」と言うのです。

それを聞いて「優しい人がいて良かったね」という先生もいましたが、私は「知らない他人の『家』で手当てしてもらうなんて、大丈夫!?」と、不安になりました。

田舎で、「地域みんなで子育てしよう」という雰囲気のある地域なので、危機感が薄かったのかもしれません。

けれど、我が子だったら・・・と考えると、簡単に家に招かないで欲しいし、我が子も簡単についていかないで欲しいと思いました。

だからといって、人の優しさを無下にする人にもなって欲しくない。

難しいところです。

私自身、後ろから追いかけられた経験も。

私自身も、不登校時代に運動不足解消のために、隣の駅まで歩いて買い物に行っていると、後ろから自転車の人についてこられた経験があります。

私がゆっくり歩くと、自転車もゆっくりになり、私が早足で歩くと、自転車も速くなるのです。

とっさにケータイ電話で、母に電話をかけました。

私がケータイを持っていることを見ると、自転車は私を抜かして走り去りました。

あの時、ケータイを持ってなかったら?

どこまで、ついてきていて、私はどうなっていたのでしょうか。

さじ加減が難しい、防犯問題。
子どもにも、自分を守る意識を持たせて!

過保護になりすぎるのもいけないし、「大丈夫、大丈夫!」と、楽観視しすぎてもいけない、この時代。

子どもを守るのは親だけど、子ども自身にも、しっかり防犯意識を持っていて欲しいと思うのです。

そのために、私は、見るのが辛いけれど、子どもに関係するニュースを見て、気になったことは我が子と話し合います。

できるだけライトに。

子どもが全てを疑ってしまわないくらいに。

守るところは守って、手放すところは手放して。けれど目を離しきらないように。

そのさじ加減が難しいのですが、子ども自身が自分を守れるようになるまで、一緒に学んでいきたいと思います。